2021年5月のデビュー40周年目を記念し、ワーナー期全シングルの30枚組アナログBOX集を完全予約生産限定で2021年6月9日にリリース!

中森明菜デビュー40周年!

中森明菜80年代の全軌跡、その魅力に迫るマンスリー企画

1982年5月1日にリリースされたデビューシングル「スローモーション」の発売から来年で40年。明菜が80年代を駆け抜けたワーナー時代全シングルの2014年リマスターによる30枚アナログBOXが6月9日にリリースされます。これを記念して5月のマンスリー特集企画、『中森明菜デビュー40周年!』80年代全シングルをピックアップしたコラムを連日掲載します!

花の82年組、スロースターターだった中森明菜

“花の82年組” と言われた1982年デビューのアイドルの中で、中森明菜は決して抜きん出た存在ではなかった。同期には、松本伊代、堀ちえみ、小泉今日子、石川秀美、早見優… それぞれが個性的なパブリックイメージを築きながら活躍の場を広げていく中で、中森明菜はスロースターターだった。

デビュー当時のキャッチフレーズは「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」なんとも曖昧な印象だった。デビュー曲「スローモーション」では、このキャッチフレーズとは相反した歌唱力に驚かされるのだが、テレビの画面ではいつもはにかみ気味で、遠慮がちにしゃべるその姿には、「生き馬の目を抜く芸能界で生き抜くことは難しいのでは…」と思わせる不安定さすら感じた。

事実1982年5月1日にリリースされた「スローモーション」は、来生えつこ、来生たかおという当時のゴールデンコンビがソングライティングを手掛け、ロサンゼルスでのレコーディングを経てという華々しさはあったものの、リリース翌週のチャートアクションはオリコンで58位とヒットには及ばないものであった。しかし、このデビューシングルは同チャートで計39週という長期にわたりランクイン。これは、セカンドシングル「少女A」以降の明菜の本領発揮が成せる技だったと言ってもいいだろう。

スロースターターだった明菜の本領が発揮されたのは、セカンドシングル「少女A」 だと言ったら異を唱える人はいないだろう。売野雅勇、芹沢廣明コンビ… 後にチェッカーズの数々の楽曲を手掛け彼らをスターダムにのし上げる仕掛人たちが手掛けたこの楽曲で、デビュー当時の透明感溢れる純粋な美少女のイメージを大きく覆し、硝子細工のように壊れやすいハートを持った不良少女に転身を遂げたのだ。無論これが明菜の本質であったわけではないが、ハードロックテイストの哀愁を帯びた楽曲の中で、明菜が作り上げたイメージが大衆の心に突き刺さったのだった。

この「少女A」から楽曲ごとに様々な顔を見せてくれる明菜はシングルレコードの片面数分間という僅かな時間の中で場面ごとに表情をくるくると変える女優のようであった。そしてそれは完璧だった。歌の中の明菜は様々な顔を持ち、大衆を魅了していく。おっとりしたスロースターターであり、決してでしゃばらず、自分のペースを崩さなかった明菜の本領… それは、楽曲に入り込む “情念” であり、類まれな “歌唱力” であったことは言うまでもない。

16曲連続オリコン1位の快挙! 80年代ヒットチャートの軌跡は “中森明菜の軌跡”

その後の明菜の面目躍如は周知の通りだろう。サードシングル「セカンド・ラブ」でオリコン最高位1位を獲得した明菜は、その後も、1984年4月11日にリリースされた8枚目のシングル「サザン・ウインド」から1988年5月18日にリリースされた「TATTOO」まで16曲連続1位を獲得するという快挙を成し遂げる。いわば、80年代の邦楽ヒットチャートの軌跡は “明菜の軌跡” と言っても過言ではないだろう。

そんな80年代を代表し、今なお多くのファンの間で復活が熱望されている中森明菜のデビュー40周年を記念して、ワーナー時代、1982年5月1日にリリースされたデビューシングル「スローモーション」から1991年3月25日にリリースされた「二人静-「天河伝説殺人事件」より」までの全28タイトルを完全網羅した30枚組アナログ・シングルボック『ANNIVERSARY COMPLETE ANALOG SINGLE COLLECTION 1982-1991』が6月9日にリリースされる。

全曲2014年リマスターの音源。フォーマットはアナログ7インチ28枚、アナログ12インチ1枚、カセット1本という超豪華版で完全限定盤となっている。まさに日本の音楽シーンに燦然と輝くシングルボックスだ。このリリースを記念してRe:minderではマンスリー企画として中森明菜大特集を敢行!

5月の新作コラムラインナップとして、連日、中森明菜のシングルを取り上げ、デビュー期から絶頂期までを考察していきます。楽曲ごとの思い入れは人それぞれ。しかし、80年代を過ごした人なら誰しも口ずさんだことがあり、今も脳裏に鮮やかに残ることだろう。明菜の歌声とメロディを噛みしめて欲しい。

(文:本田隆)

NEW! 特別企画 平成生まれ女子鼎談「私と明菜ちゃん」

6月9日に中森明菜のワーナー時代全タイトルを網羅したシングルボックス『ANNIVERSARY COMPLETE ANALOG SINGLE COLLECTION 1982-1991』がリリースされることを記念して、平成生まれの若者たちにその魅力を聞いてみました。
題して平成生まれ女子鼎談「私と明菜ちゃん」。全4回に分けてお届けします。

Re:minderコラム企画!1ヶ月まるごと中森明菜

中森明菜デビュー40周年目を記念し、ワーナー時代の全シングルのコラムを1日1本づつ(全28本)、1ヶ月にわたって連続掲載!

1982 DEBUT
1982年5月1日、「ちょっとエッチな美新人娘(ミルキーっこ)」のキャッチフレーズでデビュー!当時16歳。
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Will continue…

中森明菜 30枚組7インチシングルコレクション発売!

1982年5月1日、『スローモーション』の衝撃のデビューから、2021年5月にデビュー40周年目を迎える中森明菜。アニバーサリー企画第1弾として、ワーナー期全シングルの2014年リマスターによる30枚組アナログBOX集(7インチ・アナログ28枚/12インチ・アナログ1枚/シングル・カセット1本)を完全予約生産限定で2021年6月9日(水)にリリース!

1982年5月1日発売のデビュー・シングル「スローモーション」から1991年3月25日発売の「二人静(ふたりしずか)-「天河伝説殺人事件」より」まで、ワーナーミュージック・ジャパンに残した全てのシングル作品(24枚の7インチ・シングル/1枚の12インチ・シングル/1本のカセット/3枚の8㎝CDシングル)をオリジナル通りに完全復刻!28曲のタイトル曲の内、シングル・チャート1位獲得22曲&TOP5入り5曲という、日本の歌謡史に燦然と輝くシングル・ボックスです。「Dear Friend」、「水に挿した花」、「二人静(ふたりしずか)-「天河伝説殺人事件」より」の8㎝CDシングルは、7インチ・シングルとして初アナログ化! また、「北ウイング」はカップリング曲「涙の形のイヤリング」版と、「リ・フ・レ・イ・ン」版の2種類を復刻。「1/2の神話」、「赤い鳥逃げた」は2種類あるジャケットをともに封入。

更に、ボーナス・ディスクとしてシングル・カセットのみリリースの「ノンフィクション・エクスタシー」のプロモーション用に作られた7インチ・シングル(非売品)も復刻!

【終了しました】オンラインイベントを開催!「教えて!花の82年組とっておきの1曲」

80年代音楽エンタメコミュニティ「Re:minder - リマインダー」がお届けする、話題沸騰のオンライン・プレゼンショー。大好きな音楽を発信したい方、新しい音楽を発見したい方、5月のテーマは「教えて!花の82年組とっておきの1曲」です。女性アイドルから男性アイドルまで、語っていただく楽曲はデビュー曲でなくても構いません。あなたのこだわり、熱い想いを聞かせてください!

開催日時
▶ 2021年5月15日(土)
▶ 20時スタート(22時終了予定)

料金(税込)
▶ パネラーチケット 1,800円
▶ ギャラリーチケット 1,000円
▶ パネラーは10名限定。先着順とさせていただきます。

会場
▶ オンラインイベントです。パソコンやスマートフォンをベースにZOOMアプリを使用して開催します。

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