初めて自分で買ったレコードは?スージーさんが時々話題にする。昔のことをドンドン忘れている私は、やっぱり思い出せない😅。ローティーンの頃はレコードや本は「高額」のイメージで、LPは"リッチな"友達に借り、カセットテープにダビングしていた。高校時代終わり頃自宅が改築され初めて自分の部屋ができた。バイトで貯めたまとまったお金でターンテーブルとカセットデッキのコンポステレオ(もちろん簡易的な!)を買った。自分で買い出した拓郎やユーミンのLP を繰り返し聞いていた風景は覚えている。《そのキラキラした音からは、ステンドグラスにきれいに張り巡らせた色とりどりのガラスが、パリパリっと割れて落ちてくるようなイメージが浮かんだ》こんなふうに私は歌を聴いていたのだろうか。思春期の数年の間に景色が変わる経験をしたのだろうか。「僕」と音楽の素敵な日々に陶然とするシリーズです。
2022/03/05 19:20