2月25日

ジャッキー・チェン「プロジェクトA」みんな適当に歌ってたその主題歌!

41
2
 
 この日何の日? 
ジャッキー・チェン監督・主演作品「プロジェクトA」が日本で公開された日
この時あなたは
0歳
無料登録/ログインすると、この時あなたが何歳だったかを表示させる機能がお使いいただけます
▶ アーティスト一覧

 
 1984年のコラム 
反骨の炎「ときめきに死す」は静の旋律、主演映画にみる沢田研二の肖像

ザ・スミスとエドワード・ゴーリー、沼地(ムーア)の憂鬱に今こそ学ぶ

トラブルなんて当たり前、洋楽アーティストの来日と歌番組ブッキングの裏事情!

今こそエキゾチック・ジャパン!郷ひろみ「2億4千万の瞳」1984年のリリースから40年

80年代カラオケの実情:忘れられない「忘れていいの」ループタイム!

夏のノースリーブ考察、ネーナとパティ・スミスとロックンロール!

もっとみる≫




時代はブルース・リーからジャッキー・チェンへ


ジャッキー・チェンの監督・主演映画『プロジェクトA』が公開されたのは1984年2月25日。この映画はいわゆる時代劇調のカンフー映画に終止符をうった作品だと思う。

時代はブルース・リーからジャッキー・チェンへと変わりつつあった。確かにブルース・リーの人気は昔も今も凄まじいが、私が子どもだった頃は断然ジャッキー派だった。というのも、やはり『プロジェクトA』の内容がとてもよかったからだ。

ジャッキーすげえ!度肝を抜いたド派手なアクション


ストーリーは単純明快で、海賊を退治しに行く!ただそれだけなのだが、今やカンフー映画の大御所、サモ・ハン・キンポー、身軽で2枚目も3枚目も自在な演技ができるユン・ピョウ、そしてジャッキー・チェンのゴールデントリオ… 幼少期に一緒に育った彼ら3人のバトルシーンの息の合い具合が素晴らしいのだ!

アクションはとにかく派手で、自転車、カンフー、吊り輪と色々とあるが、度肝を抜いたのは時計台から落ちるシーンであろう(本編に使われたのはスタントマンという話もあるけれど)。それを観た当時の子ども達は皆「ジャッキーすげえ!」と感動したものである。

もっとも、今思うと… だが、カンフーシーンや数々のアクションシーンは本当に素晴らしいが、単に無茶をやって受けてるようにも思えるが… いやいや、その “ジャッキー魂” はとにかくウケたのだ!

子ども心をくすぐった映画主題歌「東方的威風」


『プロジェクトA』はとにかくアクションシーンが多い上に子どもが真似したくなるシーンがとにかく多かった。さらに主題歌の「東方的威風」が子ども心をくすぐったのだ。

何年後かに日本のお笑い芸人が結構真似をしていて、それを観るたびに『プロジェクトA』を観直したものである。そこで思い出したのは、適当に歌う子どもが全国に増殖し、それを聴いた親が『プロジェクトA』を観るという現象。

ほかにも、私の周りの一部洋楽ファンには「この曲がなければ洋楽に目覚めなかった」とも…。大人になってこの曲を聴くとノスタルジーに浸る一方で「ジャッキーみたいに身体が動けたらなあ」と思う。だが、ジャッキーはこれまで度々引退をほのめかしていたがいまだに健在だ!

やっぱりすげえぜ、ジャッキー!!

2020.02.24
41
  YouTube ムービー
 

Information
あなた
Re:mindボタンをクリックするとあなたのボイス(コメント)がサイト内でシェアされマイ年表に保存されます。
カタリベ
鳥居淳吉
コラムリスト≫
36
1
9
7
8
大正時代のチャーミングレディ「はいからさんが通る」今も口ずさみたくなるアニソン
カタリベ / 平マリアンヌ
38
1
9
8
0
ウルトラマン 対 ジャッキー・チェン、ゴダイゴ印の主題歌たち
カタリベ / 鎌倉屋 武士
15
2
0
2
2
広石武彦に訊くUP-BEAT ③ 僕の歌詞は基本「負け犬」。負けてるヤツが “それでも” って…
カタリベ / 本田 隆
92
1
9
8
2
ソフィー・マルソー主演映画「ラ・ブーム」主題歌はピンクのハート型レコード
カタリベ / 太田 秀樹
21
1
9
8
9
初恋の思い出に満ちたプリンセス プリンセス、無垢な気持ちで長く愛せる大切なバンド
カタリベ / 吉井 草千里
27
1
9
9
4
小泉今日子「My Sweet Home」幸せのこわれやすさに気付かされるセツナソング
カタリベ / 松林 建