2月25日
80年代カラオケの実情:忘れられない「忘れていいの」ループタイム!
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小川知子 谷村新司のデュエットシングル「忘れていいの ー愛の幕切れー」がリリースされた日
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photo:フォト蔵  

80年代、カラオケでは、店に居合わせた人同士でデュエットすることもしばしば。テーブルを挟んで知らない人とも一緒に歌うこともありました。中には、それがきっかけで結婚したカップルも誕生しましたから、当時のカラオケは婚活の役割も果たしていたのです。

また、カラオケスナック特有かもしれませんが、新曲が入ると必ず、店の開店準備中に従業員が練習をしていました。お客さんから「これ教えて」と聞かれたときに、お応えしようとしていたのです。当時は、お客さんと従業員の距離感が、やたら近かったのです。

そんなこともあり、有線でかかったときに、すぐに練習を始めたのが『忘れていいの』。そう、谷村新司さんが、うっかり小川知子さんの胸に手を滑り込ませてしまったPVが有名になったあの曲です。お客さんの中には、男性だけで来て、女性パートを従業員に求めることもありましたので、(従業員は男だけなので)先輩のTさんが、女性パートを練習していました(エラく上手い)。

しかし、この曲は本当にリクエストが多かったです。ある日、店は男女入り乱れての満席状態。そしてこの曲へのリクエストのあまりの多さに、マスターが突然、「忘れていいのタイム〜!!」と宣言。それからなんと10回連続、しかも、すべて別のぺアが歌うという賑やかさ。後にも先にも、こんな状態はこの日、この曲だけです。

中にはふざけて、女性の背後から胸に手を滑り込ませうとする御仁も現れる始末。もちろん、従業員がメガホンで頭をコツン。真似しようとした方もいるのではないですか? とにかく80年代を代表するデュエットソングとして、とても印象が強い1曲です。


忘れていいの ー愛の幕切れー
作詞・作曲:谷村新司
編曲:馬飼野康二
発売:1984年(昭和59年)2月25日

2016.03.13
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  YouTube / torimotori
 

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カタリベ
1964年生まれ
小山眞史
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