70年代から80年代へという時代の流れの中で「マンガ、アニメは子供が見るもの」という考え方は大きく変化していく。1981年『Dr.スランプ』1983年『ストップ!!ひばりくん!』、『キャッツ♥アイ』『キャプテン翼』1984年『北斗の拳』1985年『ハイスクール!奇面組』1986年『ドラゴンボール』1987年『きまぐれオレンジ ロード☆』と数々の連載マンガがアニメ化された『週刊少年ジャンプ』は1988年12月29日発行部数が500万部を超え社会現象になった。電車の中で少年ジャンプを一心不乱で読むサラリーマンたちの姿というのも80年代を象徴するヒトコマだったように思う。

そんな少年誌をはじめとするマンガ雑誌から巣立っていった作品のアニメ化もまた、子供のみならず大人達も夢中にさせていった。そこには『ストップ!!ひばりくん!』や『キャッツ♥アイ』など時代に呼応するかのようなキャラクターのディテールやカルチャーとしての最先端をいく画風も幅広い層に届く大きな理由であるが、それと同時にアニメ化されたときの主題歌やエンディングに使われる楽曲が、ヒットチャートの常連になるようなクオリティの高いアーティストによって歌われていたという状況も大きかったと思う。

ヨーロッパやアメリカのみならず、全世界でそのクオリティの高さを絶賛され日本が誇る一大産業となったアニメーション。80年代に子供のみならず幅広い世代に向けて発信したという軌跡は、その歴史を語る上でも外せない部分であり、これと共に “アニソン ”と言われる主題の功績も無視することはできない。

つまり、80年代の音楽を語る上でもアニソンは欠くことのできないジャンルであることは明白であり、ここでリマインダー初となる「アニソン特集」を組むことになった。岩崎良美の「タッチ」や『みゆき』の主題歌にもなったH2Oの「想い出がいっぱい」など、今もカラオケで歌い継がれている名曲や、人気絶頂のアイドルだったおニャン子クラブから輩出されたユニット、うしろゆびさされ組が歌う『ハイスクール!奇面組』の主題歌「うしろゆびさされ組」や、杏里が歌う都会のアーバンな雰囲気を醸し出した名曲『キャッツアイ』など。アニメーションも描写とともに、あの時代の 様々な風景がオーバーラップしてくる人も少なくないだろう。

80年代当時のアニソンがなぜ、今も時を超え多くの人に愛されているのか? その答えがこの特集の中にあるはずだ。

リマインダースタッフが選ぶ80年代アニソンランキング・ベスト10

リマインダースタッフが各自で選んだ名アニメソングを点数化して、高得点だったものをランキングにしてみました!さらに、それぞれのアニソンの魅力に迫った新記事も楽しめます。
10位から連日、ランキングを発表していきます。1位に輝くのはどのアニメソングだ!?

【終了】オンラインイベントを開催!「教えて!あなたの心に響く80年代アニメソング」

80年代音楽エンタメサイト「Re:minder - リマインダー」がお届けするオンライン・プレゼンショー。大好きな音楽を発信したい方、新しい音楽を発見したい方、必見です! 9月のテーマは「あなたの心に響く80年代アニメソング」を1曲選んで語っていただきます。主題歌に限らず、挿入歌やエンディングテーマでも構いません。あなたのこだわり、熱い思いを聞かせてください!

開催日時
▶ 2021年9月25日(土)
▶ 20時スタート(22時終了予定)

料金(税込)
▶ パネラーチケット 1,800円
▶ ギャラリーチケット 1,000円
▶ パネラーは10名限定。先着順とさせていただきます。

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