10月17日

静岡駅前のパルシェからスジャータに至る脳内再生のメカニズム!?

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photo:はっぴー☆ステーション  

あの『ハイスクール奇面組』の後番組として始まった『ついでにとんちんかん』。そのためか『うしろゆびさされ組』が主題歌を担当していた奇面組に続いて、こちらは同じくおニャン子クラブの『うしろ髪ひかれ隊』が担当している。というか、奇面組主題歌も末期はうしろ髪ひかれ隊だった。『時の河を越えて』は名曲だったなぁ…

で、とんちんかんの主題歌『ごめんねカウボーイ』。「あの人は転校生~♪」で始まる歌詞の内容は、「とんちんかん」のメンバー、東風(トンプウ)をイメージさせないこともないが、奇面組に引き続き、歌詞とアニメはリンクしていない感じ。ジャンプ愛読者的にはその辺り不満だったが、甘子(カンコ)が異常に肉感的なナイスバディになっていたので良しとした思い出。奇面組もとんちんかんも、原作はギャグ一辺倒だったのに、アニメになった途端に「甘酸っぱい恋」の濃度が上がりまくり。思春期だった筆者は、なんだかむず痒さを感じずにはいられなかったものだ。

このオープニング曲で際立つのは工藤静香の歌唱力。やはり圧倒的である。生稲晃子と斉藤満喜子(一発変換できたのに驚き!)が、アイドルソングの域を出ていないのに、工藤静香だけクオリティが違う。本物だ。

斉藤満喜子はこの後、静岡第一テレビの土曜夕方のローカル番組『ジャンジャンサタデー』の司会を務め、局地的な人気者になる。この番組は、静岡駅の駅ビル「パルシェ」での公開生放送をよくやっていた。なので、今でもパルシェに行くと「ジャンジャンサタデー」→「斉藤満喜子」→「うしろ髪ひかれ隊」→「ついでにとんちんかん」の連想ゲームから、主題歌が勝手に脳内再生されてしまうのである。

ちなみに、ウィキペディアによると斉藤満喜子は現在、“褐色の恋人” スジャータのめいらくグループの社長夫人だそう。連想ゲームの分岐が出来てしまった。これからは、パルシェに行くと、スジャータのCMソングが脳内再生されそうである…


ごめんねカウボーイ / うしろ髪ひかれ隊
作詞:秋元康
作曲・編曲:後藤次利
発売:1987年(昭和62年) 11月11日

2016.07.29
15
  YouTube / VHS anime


  YouTube / kenkenHDTV9
 

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1966年生まれ
鎌倉屋 武士
バーグマンさん、ジャンサタ…懐かしい。週末、仕事のないときに行きつけの喫茶店でよく観ていました。斉藤満喜子さんと大森うたえもん、もしくはCHA-CHAだったような…。91年頃、私は七間町の放送局にいました。当時は大店法の改正直前でコンビニが静岡市内にまだ一軒もなかったw
私事ですが、その当時のエピソードを書いています。 https://reminder.top/355783955/
2016/07/29 09:03
2
返信
カタリベ
1974年生まれ
バーグマン田形
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