7月2日

フォリナーの偉大なる名盤「4」産業ロックなんて言わせないッ!

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photo:Vinyl Album Covers  

敬意をはらうべき偉大なアルバム、フォリナー「4」


フォリナーのアルバム『4』を、僕は今まで何度聴いてきたただろう。

『4』は、我が青春の高校時代から現在まで聴き続けている数少ないアルバムのひとつだ。僕はこのアルバムを聴くとき、曲順通りにキチンと聴く。

最近のアルバムは先行発売されたシングルが集まってアルバム化されるケースが多く、いざアルバムを聴いてみると既に知っている曲ばかり。これじゃ売れる訳がない。この時代のアーティストはちゃんとアルバム作りをしたんだよ。全体(全曲)でひとつの作品となるようにね。だから僕は良いアルバムはシャッフルなんてしないで曲順通りに聴くようにしているんだ、アーティストに敬意をはらってね。この『4』は、そんな敬意をはらって聴くべき偉大なアルバムのひとつだ。

『4』は1981年にリリースされたフォリナー4枚目のスタジオアルバムで、ビルボードチャートで10週間1位となり、アメリカのみでも700万枚以上を売り上げることとなったモンスターアルバムだ。残念ながら、このアルバムの制作前にオリジナルメンバーだった、イアン・マクドナルドとアル・グリーンウッドがバンドを脱退してしまう。『4』というアルバムタイトルは6人から4人編成になったバンドが発表する4作目の作品と言う意味でつけられたようだ。

今聴いても少しも色褪せない「ガール・ライク・ユー」


1978年リリースのセカンドアルバム「ダブル・ヴィジョン」、1979年リリースのサードアルバム「ヘッド・ゲームス」も大好きなアルバムだったので、この「4」への期待も高かったのだけど、ちょっと心配なニュースが入ってきた。それが、イアンとアルの脱退だ。

4人になってしまったフォリナーが少し心配だったけど、ミック・ジョーンズの作曲のセンスとルー・グラムのヴォーカルの表現力は健在で、良かった、変わってない、って安心したのを覚えている。

ルーはその後1990年に脱退。フォリナーは今も頑張っているけど、僕にとってのフォリナーはこのルーの脱退で幕を閉じてしまった。

『4』からは「アージェント」「ガール・ライク・ユー」「ジューク・ボックス・ヒーロー」と大ヒットシングルが生まれている。みんな大好きな曲だけど、特筆すべきは、やはり「ガール・ライク・ユー」だろう。

大学生の頃、僕が作るバラード系のベストテープのA面の1曲目が指定席だったこの曲は、今聴いても少しも色褪せることはない。音楽史に残る偉大なバラードだと言っていいと僕は思う。

フォリナーもジャーニーやTOTOなどと一緒に産業ロックとして批判交じりに語られることがあるけど、果たしてそうだろうか。そもそも産業ロックじゃ悪いのか。僕は産業ロックだろうがそうでなかろうが”いい曲はいい”それでいいのではないかと思っています。皆さんはどうですか?


※2016年5月14日に掲載された記事をアップデート

2021.07.02
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カタリベ
1965年生まれ
藤澤一雅
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