“ブルース” とは、孤独感や悲しみを表現する独唱歌である。
「サマータイム・ブルース」は1958年にエディ・コクランが発表した名曲で、これまで数々のアーティストがカバーしている。その中でも私が好きなのが子供ばんどの「あんたはまだまだ子供だよ―子供ばんどのサマータイム・ブルース―」(1982年)である。
初めてうじきつよしを見たときには「なんで楳図かずおがギター持ってるんだろう?」というのが素直な感想だった。当時(楳図先生は今でも)、子供ばんどのトレードマークは紅と白のストライプであった。
着ているシャツも紅白の横縞で、うじき氏はギターも紅白ストライプにしており、楳図先生はご自宅を紅白ストライプにしていた。あと紅白ストライプで思いつくのは「ウォーリーを探せ」の主人公ぐらいだ。
さて、この「サマータイム・ブルース」は子供ばんどの他にもRCサクセションやウルフルズがカバーしている。子供ばんどとウルフルズは比較的コミカルな歌詞に変更しており、RCサクセションは反原発に歌詞を変えている。各バンドの個性が出ており、聞き比べてみるのも面白い。
ところで、4年前から我が家でも強制的にサマータイムが導入された。どういう事か詳しく説明しよう。
小生は普段昼飯を12時半にとる。その理由は、社員食堂の客が一回転するのがそのあたりの時間で席が空くからである。しかしサマータイムが始まると11時半に昼食をとる。何故ならば、4年前に娘が中学生になったのだが、その中学校は給食でなくお弁当であった。朝、カミさんが子供の弁当作るのでその余りを朝食として頂けるのだが、夏休みに入るとお弁当を作らなくなるので必然的に朝食がなくなる。するとお昼までお腹が持たないので、11時半に社員食堂に行くことになる。
そして夏休みが終わるとお弁当が始まるので、朝食に有り付けた私の昼食は12時半に戻る。これが我が家のサマータイムである(注:この他にもウィンタータイムとスプリングタイムがある)。
どうにもならないこの気持ち
やるせないのさ
サマータイム・ブルース
歌詞引用:
あんたはまだまだ子供だよ―子供ばんどのサマータイム・ブルース― / 子供ばんど
2017.07.25