79年のアルバム 「ジョリー・ジャイヴ」に収録されている高中正義の代表作、おそらく最高傑作とも言える名曲「ブルー・ラグーン」。聴いていると、南国の海に溶け込んでいきそうな、ちょっとしたパラダイス気分を味わえ、それでいて爽やかで明るく、気持ちがウキウキしてくる、とてもノリの良い曲です。
それまでBGMでしか使われなかったような、いわゆる “歌詞の無い音楽” を、卓越したギターテクニックを引っ提げて、その名を世にしらしめた、日本が誇る名ギタリスト、いやいや!世界の天才ギタリストです。
今回ご紹介したいのは、東京でのジャスフェスティバルでのYouTube映像です。ブルーのライトに、ブルーのギター、そしてブルーの衣装… と、私が好きなブルー系(中でもネイビーが大好きです)でステージが彩られて、会場の熱気を涼しげに演出するという、気分はもう “南国のパラダイス&トロピカル状態” です。
「ブルー・ラグーン」と出会ったのは、高校時代。当時の悪友(笑)と授業をサボって、その友達のオカンの車を(適当な理由をつけて)借りて、プチドライブの車中のカセットで流れていたのが最初でした。借りた車は、今年やたらと世間を騒がせていた某クルマメーカーの名車「ランサー」。車の免許も取ったばかりで、まだ7月初旬のことでしたが、すでに気分は夏休みモードに突入。ぴっかぴかの若葉マークをひっさげて、海岸線をぶっ飛ばし、何度も何度もこの曲をリピートしたのを思い出します。そして、曲のサビの部分に入ると、なぜか車のスピードが上がるんですよね、これが… “歌詞がなくともギターは語る” という言葉がピッタリの一曲です。ご紹介する映像も、ライブ独特のアドリブがしっかり効いていて、もはや、“シング・ア・ソング” ならぬ “シング・ア・ギター” です。
ということで、皆さん! 日本全国で猛暑が続いています。健康管理は怠りなく! 水分や栄養をしっかり摂って熱中症対策をする一方で、一日のはじまりに眩しい日差しを味方につけて、心のビタミンもしっかりと補給しつつ、“音” を楽しむ夏の朝を過ごしてみませんか?
「ブルー・ラグーン」
降り注ぐ真夏の日差しをめいっぱい浴びて、清々しいブルーオーシャンな気分で、じめじめしたブルーな気分はどこかに吹き飛ばしましょう! 超おススメです!
2016.08.01
YouTube / marumarumeako
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