ネットが発達した現在でも、よほど音楽が好きでアンテナを張っていないと海外のヒット状況はまったくと言っていいほどわからない。洋楽の知識が1990年代前半で止まっている人は意外と多いんじゃないだろうか? そういう訳で最近知って驚いたことを紹介する。
先日、1980年代のニューウェーヴで色々検索していたら、キム・ワイルドに当たって、懐かしいなぁ~ なんて思いながらネットサーフィン。すると「ロックバルーンは99」のネーナとデュエットしている動画に当たった。曲は1984年にネーナがリリースした「Irgendwie Irgendwo Irgendwann」。
動画の中のネーナがあまりに若々しく美しかったので80年代の後半とかに再リリースしたものかな? などと思って眺めていた。それにしても映像がクリア過ぎるので、よくよく調べてみたら2002年のもので思ったより最近の映像だと知りびっくり。
1960年生まれとは思えぬ若さと劣化していない美貌。さらに調べてみると公式ホームページも開いていて、最新のPVでもその美しさは健在… 超美魔女発見だ。彼女の年齢を全く感じさせないパフォーマンスにすっかりハマってしまった。しかも「Berufsjugendlich」「Besser gehts nicht」といった最近の曲はすごくいい出来だしカッコイイ。
ドイツでは2005年に発表した「Liebe ist」が大ヒットし「ロックバルーンは99」以来22年ぶりにヒットチャート1位を獲得している。あのキュートなロックアイドルが知らぬ間にドイツで大復活を果たしていた。人生の半分を消費しカウントダウンに入った私たちもあきらめなければまだ何かを実現できる… そんな気持ちにさせてくれた彼女に今、感謝の気持ちが芽生えている。ネーナの変わらぬ美しさに括目せよ!
2016.01.05
Information