11月

誰もが知ってたニュー・オーダー、サンパウロで踊り明かした青春の日々

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ニュー・オーダーでダンスパーティー三昧だったサンパウロでの夏休み時期
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photo:Wikipedia  

今年の5月25日に来日が決定したニュー・オーダー。日本ではテクノ好きな人にしか知られてませんが、ブラジル人は誰もが知っているグループです。私は15歳までサンパウロに住んでいて、当時はニューウェイブとハウスミュージックが流行していました。同時期にはボン・ジョヴィやペット・ショップ・ボーイズも人気でしたね。

ブラジル人と言えば、ダンスパーティー、毎週末のように誰かの誕生日やパーティーに行くと、必ず彼らの曲がかかっていました。印象深いイントロがかかると「フ―!!」と、みんながホールに集まって踊り、休む間もなく夜中まで踊っていました(15歳で夜中までって、日本では不良ですよね? 笑)。

近所に住んでいた仲良し男女グループ(男子5人、私を含めて女子6人)の私たちは、パーティーのない週末、マンションのパーティーホールを借りてミニディスコのようにカセットテープを流し、彼らの曲をかけて踊っていました。いつしか、ダンスパーティーを計画することになり、お小遣いが少ない私たちは、MCが少ない深夜のラジオ番組から曲をカセットテープに録音したりして、誰のテープが一番「イケてる」かを競い合った思い出があります。

今考えると、違法かもしれませんが、当時私が通っていたピアノ教室の近くのレコード屋さんがレコードの半額でカセットテープに録音してくれることを知り、シングルの「ブルー・マンデイ」や「テクニーク」というアルバムを格安で録音してもらい、仲間に貸して、みんなで「回した」記憶も蘇ってきました(笑)。

ダンスパーティーといえばチークダンスタイムもありましたが、メガネっ子で全くモテなかった私は、早くスローテンポの曲が終わらないかと、ホールの隅の方で待っていました。彼らの曲を聴くと、ブラジルで過ごした私の青春の最後の日々を思い出し、タイムスリップをするかのようにあの頃流行していた踊り、好きだった男の子や友だちの顔が浮かんできます。

彼らの曲を今聴いても、シンセサイザーの心地よい音色、時代を感じさせない音の使い方、音色のバラエティーさを感じます。お薦めは「ブルー・マンデイ」と「ラウンド・アンド・ラウンド」。現在のテクノ、EDMの先駆者とも言っても良いのではと、個人的には思いますね。

2016.04.10
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  YouTube / RHINO


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1966年生まれ
imochan
”New Order”って何?宮野のマモちゃんの曲のこと?…なんて言う頭どこを切ってもJapanなことしか出て来ないような人には(”Blue Monday”ではなく)このアルバム”Technique”収録の8曲目”Vanishing Point”の哀愁の旋律をお見舞いしてやりたい。地獄を見てきた人間はこんなに琴線に触れる曲が書けるのだぞ、と。
2023/12/04 02:13
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返信
1967年生まれ
時の旅人
60年移民で叔父さん家族がサンパウロに移民したので、2度ほど渡伯したことがあるのですが、底抜けに明るい国でした。日本人がパチンコを持ち込んだことがあったそうですが、じっと座っていることが出来ない国民性で、普及はしなかったそうです。(どうでもいい豆知識でした)
2016/04/14 11:19
17
返信
1964年生まれ
小山 眞史
おお、サンパウロにいらしたのですね。
私は、旅行で行きました。といっても30年前ですが・・・
2016/04/11 12:44
1
返信
1965年生まれ
高野 悠
ブラジルでニューオーダー、面白いけど意外な感じもしますね。しかも15才!
リアリティあるなあ。
2016/04/10 07:22
1
返信
カタリベ
1974年生まれ
clake
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