80年代の懐かしの音楽。ここからは青春時代に聴いていた邦楽を “青春J-POP” と呼ばせていただきます。
青春時代に聴いていたアノ曲、ソノ曲を大人になった今また聴いてみる。そしてその青春時代を思い出したり… 懐かしんだり… というような楽しみ。リマインダー読者の皆さんなら当たり前のことかもしれませんが…。
その他の多くの同年代の方々は日々の忙しさの中に生活をするうえで、なかなかそのような “青春J-POP” に触れる機会は無いと思うんですよね。
あ、カラオケがあるか!でも若い連中に気遣って、新しめの曲を歌ちゃったりして…。
そんな思いから、なにか使命感も感じながら “青春J-POP” のDJをいろいろな人の生活導線の中でやっていくことにしました!
そんな DJ 活動を通しながら自分でも青春時代に流行りで何気なく聴いていた楽曲を改めて思い出したり、今になって知ったことがあったので書こうと思います。
80年代のディスコが、新宿ディスコ全盛時代から六本木のディスコ、そして六本木のディスコパーティー(学生たちがみんなやってましたねー。自分もですが…)全盛の時代に移っていく中で、ディスコでかかる日本の曲が減っていった感が強く印象に残ってるのですよね。
なんか、六本木は大人、六本木はおしゃれ、だから洋楽のみ… 的な感じだったのかなあ…。そんな “おしゃれ六本木” の “おしゃれディスコ” でも、この曲だけは異彩を放っていましたね!
そう、アン・ルイスの「六本木心中」!!
何てったってタイトルに「六本木」が入っていますから、もうイントロのシンセ~ギターが来た瞬間に「そうだぜ―!俺たち今、六本木で遊んでるんだぜー!」的なノリで爆発した盛り上がりがありましたね!
どんな内容の歌なのか? 解説すると、あくまで個人解釈ですが…
自由奔放な遊び人姉さん
六本木じゃちょっとした有名人
そんな姉さんに Zokkon命(Love)な年下の長いまつ毛がヒワイな、ジゴロ風な男が一人
姉さん遊んでいるだけに
その男を鼻であしらったり、
ヤキモチ焼かせたり
でもなぜかそのうち…
姉さんがいつのまにか、その年下男に逆にドはまることに
あなたなしでは生きてゆけぬ
CAN’T LIVE WITHOUT YOU BABE
望みは永遠の愛
ここは六本木
いっそこのまま二人で心中を…
そんな歌ですかね。
そうか。こんな歌詞で爆発的に盛り上がっていたのか… 濃いなあ。ま、心中ですからね。
で、作詞は湯川れい子さん。湯川さんによると、この「六本木心中」の歌詞に出てくる男のモデルは吉川晃司!ま、女はアン・ルイス本人でしょうね。凄い… そうなんだ。超納得!
それでもってアン・ルイスの、もう一つのヒット曲「あゝ無常」のモデルも同じく吉川晃司。あの、
サングラス外したら
吹き出しちゃうほど
あどけない目をしてる
あいつに弱いの
“あいつ” とは吉川晃司!なるほど!すげーーーーーーー!知ってた人には、ごめんなさい。自分は知らなかったので、この事実に驚愕。
そうか…。それが、あの有名な『夜のヒットスタジオ』の二人の競演につながっていたのか…。え、もしかしたらそれも含めた戦略的な歌詞!? え、二人とも当時ナベプロ所属!? 間違いない!?
そんな「六本木心中」も、来たる10月27日(日)に東京お台場 大江戸温泉物語で開催される『青春J-POP Party』でかけちゃいます!DJ BLUE の DJ イベントに是非お越しくださいね!
2019.10.22