11月30日
ボウイやジャガーだけじゃない、“サー” エルトン・ジョンを忘れるな!
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ジョージ・マイケル & エルトン・ジョンのシングル「ドント・ レット・ザ・サン・ゴー・ダウン・オン・ミー(僕の瞳に小さな太陽)」がリリースされた日
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photo:Discogs  

TVのワイドショーを観ていて気づかされたのだが、プリンセス・ダイアナが亡くなって今年で20年だ。

ちょうどあの事故当日は、バンコクで暮らしていた僕の所に、大学時代の友人2人がトランジットついでに泊まりに来ていたから、その時のことを鮮明に覚えている…

とまぁ、それは置いといて、とにかくその数日後には厳かに葬儀が行われ、エルトン・ジョンが歌った「キャンドル・イン・ザ・ウインド 〜 ダイアナ元英皇太子妃に捧ぐ」は歴史的大ヒットとなったのだった。

ということで、今回のテーマはエルトン・ジョン。ロッド・スチュワートを取り上げた時にも書いたが、エルトンも僕たちの世代と相性が悪いと思う。

70年代の彼は「クロコダイル・ロック」、「ベニーとジェッツ(やつらの演奏は最高)」、「アイランド・ガール」などNo.1ヒットを連発していたのに、80年代に入ったらペースダウンしてしまった。ディオンヌ・ワーウィックらと共演した「愛のハーモニー(That's What Friends Are For)」くらいしか思いつかない人も多いのではないだろうか。

だが、理由はそれだけではなさそうだ。

約1年前に出演した『カープール・カラオケ』(米・CBSテレビ)の中で、彼は印象的なコメントを残している。ホストのジェームズ・コーデンに、なぜいつも派手なステージ衣装を着ているのかと訊かれた時のことだ。


I was never a lead vocalist. Not like Bowie or Jagger. I was playing the piano ... and I wasn't a sex symbol, and so I had fun with my outfits. And I just went with it.


つまり、彼は自分自身が、デヴィッド・ボウイやミック・ジャガーのような ‟典型的な” リードボーカルでもセックスシンボルでもないと自覚していて、それ故に面白おかしい格好をするのだと。

実際この番組の中でも、本人が作曲したディズニーの名曲「サークル・オブ・ライフ」を歌う場面では、ライオンのコスチュームを身につけてノリノリの様子だった。

しかし、残念ながら、こういうキャラクターは日本の音楽ファンには受け入れにくかったんじゃないかと思う。それに、日本の音楽メディアは、どう考えたってデヴィッド・ボウイやミック・ジャガーを取り上げる方が良かったに違いない。Re:minderの中でも、エルトンに言及するカタリベは見当たらない。

とは言っても、この『カープール・カラオケ』の最後に歌われる「僕の瞳に小さな太陽(Don't Let The Sun Go Down On Me)」を聴いたら、皆さんも少しはウルっと来るのではないだろうか。

この曲は70年代に一度大ヒットし、18年後にジョージ・マイケルとのデュエットで再びヒットしたが、ここではジェームズ・コーデンがジョージ役を見事にこなしていていて、なかなか感動ものだ。

是非、本物の映像と併せてご覧頂きたい(91年3月23日にロンドンのウェンブリー・アリーナで行われたライブ)。エルトンの登場シーンが本当にカッコいいから。


Don't Let The Sun Go Down On Me / George Michael & Elton John
作詞・作曲:Elton John, Bernie Taupin
プロデュース:George Michael
発売日:1991年11月30日


脚注:
「Crocodile Rock」
 (73年2月3日1位)

「Don't Let The Sun Go Down On Me」
 (74年7月27日2位 / 92年2月1日1位)

「Bennie And The Jets」
 (74年4月13日1位)

「Island Girl」
 (75年11月1日1位)

「That's What Friends Are For」
 (86年1月18日1位)

「Circle Of Life」
 (94年10月15日18位)

「Candle In The Wind 1997」
 (97年10月11日1位)

2017.05.02
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  YouTube / The Late Late Show with James Corden 


  YouTube / georgemichaelVEVO
 

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1965年生まれ
潮田 一成
確かにエルトン•ジョンもポール•マッカートニーも「サー」ですしね。ある意味、「お堅い」感じ。
ジョージ•マイケルやフレディ•マーキュリーは、「奔放」な感じがします。
2017/05/04 07:00
3
返信
1965年生まれ
宮木 宣嗣
まあ一昨年も横アリ一発ですもんね。欧米に比べて人気が低いのは残念ながら事実ですね
2017/05/03 13:20
1
返信
1965年生まれ
中川 肇
EltonとGeorge Michaelはミュージシャンとしてのキャラが違うような・・・EltonはPaul McCartneyタイプ、George MichaelはFreddie MercuryとかPrinceと同じタイプ(短命系?)だと勝手にカテゴライズしてるのですが、どうでしょう?
2017/05/03 10:25
0
返信
1965年生まれ
中川 肇
でも、やっぱり日本の音楽メディアには軽視されてきたと思うんですよねぇ。ファンも少ないですし・・・98年に東京ドームでEltonとBilly Joelのジョイントライブを観た時に、観客の殆どがBillyのファンだったことに驚きました。もちろん彼も偉大なアーティストではありますが
2017/05/03 10:24
1
返信
1965年生まれ
中川 肇
宮木さん、是非!
2017/05/03 10:23
1
返信


カタリベ
1965年生まれ
中川肇
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