86年にリリースされたマリーンの「ジャスト・ア・ウーマン」。なんて直球ど真ん中な曲名なんだ! そして、背後霊のような男は何者だ!? とツッコミを入れたくなるこのジャケット…
それはさておき、マリーンといえば、日本で活躍するフィリピン出身のジャズシンガーで、凛とした顔立ちとキュートなハスキーボイスが魅力です。
80年代に数々のヒットを飛ばしましたが、中でも一番好きな曲がこの「ジャスト・ア・ウーマン」。なんとなく彼女の生き様を表しているような気がしてなりません。
この曲と初めて出会ったときは、すでに社会人として仕事に就いておりましたが、いま世間で言われているような、女性が活躍できる社会がどうだとか、ワークライフバランスを!なんて洒落たコトバもなかった時代です。すごく先取りしているなぁ!!
いまの日本は、少子高齢化が大変だぁ、女性の活用が大事だぁ、子育て支援だぁ、なんて騒いでいますが、なんか政治的パフォーマンスにみえてしまいます。人口構成といっても、今から戦争でもおっぱじめるなら話は別でしょうが、日本は名実ともに先進国。時代に合った国民の幸せを常に軸にしてほしいですね(まあ、財務的な問題やら、色々と大人の事情があるのでしょうが…)。
そう、今も昔も女性は活躍(いや、大活躍)しているし、企業も今さら 女性登用だっ!とか、女性活用だっ!と、振り回される必要はないでしょ! この曲を聴くとそんな風に言いたくなってしまいます。
マリーンなんて、30年以上前に、単身フィリピンから来日して大活躍していますからね。日本の女性に目を向けても、仕事だけでなく、家事に育児にフル回転で活躍している方がたくさんいます。あらためてマリーンの歌を聴いて、そしてこの映像を観て、凛としたウーマンパワーに一目ぼれしました!
2016.08.12
YouTube / tujuhpuluhtujuh
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