3月26日

W杯決勝!超攻撃的布陣【ハードロック&ヘヴィメタルのギタリスト】ベストイレブン

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ギタリストベストイレブン、HM/HR洋楽ギタリスト編


ドイツ、スペインを撃破した日本代表チームの躍進により、大きな盛り上がりを見せた今回のサッカー・ワールドカップ。欧州や南米はサッカー強豪国が多いことで知られますが、ドイツ、ブラジルをはじめ、HM/HR(ヘヴィ・メタル、ハード・ロック)が盛んな国々と多くが重なっており、サッカーに親近感を覚えるHM/HRファンも少なくないでしょう。

ワールドカップ開催にちなんで、リマインダー上では音楽アーティストによるベストイレブン選出が繰り広げられましたが、好評企画の今回は、HM/HR洋楽ギタリスト編として、80年代を中心に選出していきたいと思います!

純粋なギタリストランキングではなく、あくまでもサッカーに例えてみた11選で、ポジションは日本チームにならいFW1ーMF2ーMF4ーDF3でいきましょう。ワールドカップとオリンピック以外はほぼサッカーを観ない、典型的な「にわか」観戦者によるセレクトゆえ、的を射ていない点は大目にみてください。とりあえず名前の最後に「選手」と入れてみると、それらしい雰囲気になりました(笑)。それでは、いざキックオフ!

GK:エイドリアン・ヴァンデンバーグ選手(ヴァンデンバーグ所属)


悲喜こもごものPK戦で、今回特にクローズアップされたポジションのゴールキーパー。相手のシュートを防御する守護神はどのチームも身長高め、ということで、80年代が生んだ長身の凄腕ギタリストで真っ先に思い浮かぶ、エイドリンに任せましょう。

身長約2メートル! 愛器レスポールとの比率でも、ギターがなんだか小さく見えます(笑)。身長だけでなく、難易度の高いフレーズも楽々こなす、人並み外れた手の大きさでも知られており、まさに適任! 強豪国オランダ出身というのもいいですね。



DF(サイドバック):ルドルフ・シェンカー選手(スコーピオンズ所属)


前線に躍り出ることなく、献身的に後方で自陣を守り抜く。そんなディフェンダーのイメージにぴったりなのがルドルフです。リズムギターひと筋数十年、派手なリードギターには目もくれず、刻み続けたメタルリフによる防御力は鉄壁ですね。

御年70歳を超えてもなお、腕をブンブン振り回し、ステージ狭しと駆け回る無尽蔵の体力も兼ね備えています。引退宣言も撤回して、永久欠番で活躍し続けること間違いなし!

DF(サイドバック):マイケル・シェンカー選手(MSG所属)


テクニックもメロディセンスも世界レベルの「神」なれど、来日公演での黒歴史を再現するかのように、突然ボールを投げ捨て試合放棄してしまう危険性が…。そんなマイケルには、お目付役の兄ちゃん、ルドルフ横のポジションが最適でしょう(笑)。

最近は弟から喧嘩を売って泥仕合を続けてますけど、元々はお兄ちゃんに救われてきた仲良し兄弟だったはず。ピッチの上で絆を取り戻し、強豪ドイツの底力を見せつけるチャンスです!



DF(センターバック):ダイムバック・ダレル選手(パンテラ所属)


コンクリートの壁のごとき分厚いゴリゴリのリフと存在感。どんな強力な相手FWも捻り潰しそうなダイムが、天国から降臨! 全てをなぎ倒すギタープレイと強面極まりないルックスで相手を震え上がらせ、シュートチャンスさえ許しません。

重々しい守りのプレイだけでなく、意外と80sライクなギター奏法にも長けており、オールマイティーなテクニックも魅力ですね。控えにはもちろん、ダイムの意志を受け継ぐザック・ワイルド選手がスタンバイします!

MF(ウイング):アンガス・ヤング選手(AC/DC所属)


小柄なカラダから繰り出されるベテランらしからぬ圧倒的な運動量と、全身からほとばしるエナジー。所狭しとステージならぬピッチを駆け回るアンガスこそ、このポジションに適任でしょう! 日本代表の長友選手を彷彿とさせる、ブラボーな働きが期待できますね。

ただしユニフォームを嫌がって、半ズボンにブレザー、ランドセルにSGという、お決まりのコスチュームで試合に出場してしまうかもしれません(笑)。



MF(ウイング):ジョージ・リンチ選手(ドッケン所属)


反対側のウイングには、切り込んでいく攻撃的なプレイを得意とする、唯一無二の個性派ギタリストが登場!”カミソリ”と称されるキレッキレのギターワークと、ムキムキに鍛え上げた筋肉マッチョの肉体は、まさに脅威そのもの!

誰とも似て非なるギタープレイが身上のジョージですから、ピッチでの鋭い動きは予測不能。相手を翻弄すること請け合いですね。

MF(ボランチ):ジョン・ペトルーシ選手(ドリーム・シアター所属)


戦略的なプレイが要求されるボジションは、シーンでも随一の知性派プレイヤー、ペトルーシにお任せあれ! 超高度なテクニックに裏打ちされた緻密かつ最新鋭の変幻自在なプレイスタイルで、相手につけ入る隙を与えません。

長尺な楽曲や複雑な展開は、最も得意とするところ。延長戦にもつれ込むのを厭わない、並外れた構築力の高さは、チームの貴重な頭脳として機能するでしょう。

MF(ボランチ):ポール・ギルバート選手(ミスター・ビッグ所属)


シーン屈指の完璧なるテクニックの持ち主、ポールも欠かせないでしょう! 正確無比にコントロールされる神業フルピッキングとしなやかな指さばきは非の打ち所がなく、サッカーの名手を自ずと想起させます。是非とも司令塔として活躍を期待したいところですね。
学校で堅実に基礎から学んだ優等生といえるテクニック面だけでなく、相手を威圧する身長の高さも大きなアドバンテージになりそうです!

MF(トップ下):イングヴェイ・マルムスティーン選手(所属なし!ソロ)


眼にも留まらぬ速さとネオクラシカルな劇的プレイスタイルで圧倒する、どこにも属さない孤高の王者イングヴェイ! 一匹オオカミゆえに、チームメイトとぶつかったり、FWを差し置いてわがままなシュートを連発したりする懸念が高確率でありますが(笑)、チーム内で上手く機能すれば、これ以上頼もしい味方はいないはず!

もし、レッドカードを食らったら控えの猪突猛進クリス・インペリテリ選手を即投入か(笑)。



MF(トップ下):ランディ・ローズ選手(オジー・オズボーン所属)


メタルの帝王オジー・オズボーンをも唸らせた、史上に残るギタープレイと天使のようなあどけないルックス。ブロンドヘアの貴公子、ランディが天国から降臨します!未完成ながらも圧倒的なポテンシャルで、万人を永遠に魅了するプレイを披露してくれるでしょう。

若さに溢れ、誰からも愛されたランディがいれば、チーム内が活気づいて、コミュニケーションも円滑にいきそうですね。



FW(ワントップ):エディ・ヴァン・ヘイレン選手(ヴァン・ヘイレン所属)


世界中が認める永遠のギターヒーローにして、ダイヤモンドの如く輝き続ける真のスタープレイヤー。エディを置いて、このポジションが相応しいギタリストは、地球上に存在しませんね!

満面の笑顔を常に浮かべながら、ロックギターの新時代を切り拓いた革命的なテクニックと群を抜くジャンプ力を駆使して、ピッチでボールを自由自在に、そして誰よりも楽しげに操りそうなイメージが目に浮かびます!

監督:リッチー・ブラックモア


ギタリストチームの監督は、自他共に認めるサッカー好きの御大リッチー先生しかいないでしょう!強烈な独裁政治で、活躍しない選手は容赦なく交代させられそう(汗)。ステージで見せるお馴染みの指差しポーズで交代指名されたら、たまったもんじゃありません(笑)。


―― 11人に絞って選ぶのは本当に難しい…。他にも、日本代表チームから高崎晃選手、変幻自在のMFコンビのブラッド・ギルズ選手とジェフ・ワトソン選手、鉄壁のメタルDFのグレン・ティプトン選手とK・K・ダウニング選手をはじめ、控え候補も挙げ始めたらキリがありません。HM/HRファンが100人いれば、100通りのチームが作れるこの素敵な妄想、皆さんも自分で納得できるチームを考えて、楽しんでほしいですね!

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2022.12.18
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カタリベ
1968年生まれ
中塚一晶
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