7月25日

W杯決勝トーナメント進出記念【90年代女性アイドル】最強イレブンはこれだ!

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90年代女性アイドル ベストイレブン ポジション別発表!


2022 FIFA ワールドカップ、盛り上がっていますね。11月23日に行われた、ドイツvs日本戦は1:2でまさかの日本の逆転勝ち。最近、世の中は暗いニュースばかりなので、久しぶりに明るいニュースが届けられたような気持ちになりました。ドイツ戦のあとのインタビューで堂安律選手が「僕はサッカー選手ですけど、エンターテイナーだと思っています」という一言がやたら印象的で心に残っているのですが、ワールドカップは今や万国共通のエンタテインメントなんでしょうね。11月27日に行われた、日本vs コスタリカ戦は、残念ながら0-1でしたが、昨日の日本vsスペイン戦は2-1の歴史的逆転勝利で決勝トーナメント進出! “ドーハの歓喜” が日本中を沸かせています。

さて今回はワールドカップの盛り上がりに便乗して「90年代女性アイドル ベストイレブン ポジション別」というお題で、11人の90年代アイドルをサッカーのポジションになぞらえて発表していきたいと思います。とはいえ、実はサッカーのルールをよく理解してないのが正直なところ。これを読んでいる方の中にもサッカーはよくわからないけど、アイドルは好きという方もいらっしゃると思いますので、ポジションを説明しながらお届けしていきたいと思います。

フォワード:点取り屋
オフェンシブハーフ:攻撃の中心人物
サイドハーフ:足の速い人
ボランチ:頭脳派・テクニシャン
サイドバック:守備中心だが攻撃にも参加をする、スタミナのある人
センターバック:守備の要。安心感がある
ゴールキーパー:貫禄、迫力がある人

以上のポジションの特徴を参考にして、90年代に活躍した11人のアイドルをランキング形式でご紹介していきたいと思います。あくまでも個人の独断によるランキングですし、ちょっとしたお遊びのつもりでお楽しみください。かなり無理がありますが(笑)、あらかじめご了承ください。

フォワード:森高千里


1987年にデビューをした森高千里ですが、大活躍をしたのは1990年代が中心だったので、メンバーに選定しました。1990年1月に発売されたシングル「道 / 青春」から数えて、90年代はなんと20枚のシングルをTOP10に送り込んでいます。オリジナルアルバム9枚、ベストアルバム2枚の計11作品もTOP10入りを果たしていて、点取り屋にふさわしいフォワードに選出いたしました。

90年代にここまでコンスタントにヒットを生み出したアイドルは森高千里ただ一人だったかもしれません。アルバムのタイトルで高らかに『非実力派宣言』した彼女ですが、アイドルでありアーティストとして駆け抜けた90年代を象徴する存在だったかもしれません。個人的ベストソングは「夏の日」(1994年)。

オフェンシブハーフ:内田有紀


先日、テレビのバラエティ番組で内田有紀を見たのですがホントに綺麗ですよね。デビューした時から美少女でしたけれど、今でもその印象のまま美しい大人の女性になりました。内田有紀は1992年、ドラマ『その時、ハートは盗まれた』でデビュー(ちなみに主題歌はユーミンの「冬の終わり」)。

歌手としては1994年に発売された「TENCAを取ろう! -内田の野望-」でデビュー。自身主演のドラマ『半熟卵』の主題歌として起用され、1位を獲得する大ヒットに。現在は女優として大活躍していますが、常に芸能界というグラウンドの中心にいる印象なので、オフェンシブハーフに配置させていただきます。個人的ベストソングは、広瀬香美が作詞・作曲を手がけた「幸せになりたい」(1996年)。



サイドハーフ:鈴木亜美


『ASAYAN』の『ボーカリストオーディション・ファイナル』の最終電話投票審査で1位となり、小室哲哉のプロデュースでデビューをした “あみ〜ゴ” こと鈴木あみ(現在は鈴木亜美名義で活動)。1998年、小室哲哉プロデュースによるシングル「love the island」でデビューし、いきなりオリコンの5位を記録する大ヒットに。その後も、3曲が1位を獲得しています。

2000年代に入り、活動休止を余儀なくされますが、持ち前の明るさと根性を見せ、みごとカムバック! 現在はたくましいママになり、ユーチューバーとしても活躍しています。近年は “激辛女王” としても有名なので、そのスタミナを見込んでサイドハーフに配置させていただきます(笑)。個人的ベストソングは「white key」(1998年)。

サイドハーフ:篠原涼子


今年、24年ぶりに紅白歌合戦に出場することが発表されている篠原涼子。国民的女優として広く知られている彼女ですが、元は1990年にアイドルグループ “東京パフォーマンスドール”(TPD)のメンバーとしてデビュー。グループ所属当時から歌唱力の高さで注目されていたのは有名なエピソードです。

1994年に小室哲哉プロデュースにより、篠原涼子 with t.komuro名義のシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」を発売。女性アーティスト初のダブルミリオンを売り上げる大ヒットになりました。あのヒット曲が、今年9月になんとこの曲が「恋しさと せつなさと 心強さと 2023」として新たに生まれ変わりました。

『ダウンタウンのごっつええ感じ』にレギュラー出演していた時の、バラエティに挑む姿を見込んで、サイドハーフに配置させていただきます。個人的ベストソングは「恋しさと せつなさと 心強さと」(1994年)。



ボランチ:ともさかりえ


ともさかりえは12歳の時にCMに出演したことがきっかけで芸能界デビュー。13歳の時にドラマ『素晴らしきかな人生』で注目されることになります。浅野温子の娘役で出演していた記憶があるのですが、このドラマは映像化や再放送がないのが非常に残念。

その後、1996年にシングル「エスカレーション」でデビューし、オリコン最高位8位を記録するヒットに。つづくセカンドシングル「くしゃみ」も、見事TOP10入りを果たしています。古内東子や椎名林檎の楽曲も歌いこなすテクニシャンということで、ボランチに配置させていただきました。個人的ベストソングは上田知華が作曲をした「泣いちゃいそうよ」(1997年)。

ボランチ:島袋寛子


沖縄アクターズスクール出身の4人組SPEED。90年代にリアルタイムで過ごした人だったら彼女たちの活躍ぶりはもはや説明の必要はないですよね。しかし、その活動も残念ながらたった3年間で終了。その期間に発売されたオリジナルアルバム3枚はすべて1位を獲得しています。

CDデビュー時、メインボーカルだったhiroこと島袋寛子は若干12歳。彼女の透き通るような歌声は同世代のハートをわしづかみにしたわけですが、1999年にソロデビューを果たし、シングル「AS TIME GOES BY」は最高位2位の大ヒットになっています。

hiroのテクニシャンな歌唱力を考慮して、ボランチに配置させていただきました。個人的ベストソングは「White Love」(1997)。90年代の冬ソングの中でも、人気の上位にランクインする名曲だと思います。

サイドバック:西田ひかる


西田ひかるがデビューをしたのは1988年ですが、主に90年代に大活躍をしたアイドルなので選出させていただきました。西田ひかると言えば英語がペラペラの帰国子女というイメージが大きく、毎年盛大な誕生日会が開催されていたのも結構有名な話ですよね。キュートな顔立ちではありますが、歌声は意外にハスキーなのが特徴です。

1991年に発売された11枚目のシングル「ときめいて」がついにTOP10位入り。他に大きなヒットはなかった彼女ですが、90年代に紅白歌合戦に4回も出場しています。英語の話せる頭脳派ということで(?)、サイドバックに配置させていただきました。個人的ベストソングは中島みゆきが作詞を手がけた「きっと愛がある」(1994年)。

サイドバック:後藤真希(モーニング娘。)


テレビ東京『ASAYAN』のオーディション企画である「シャ乱Q ロックヴォーカリストオーディション」の落選者から選抜された5人により結成されたアイドルグループ “モーニング娘。”。当時CDショップに勤務していたので、お客様からの問い合わせに答えられないとクレームになるので、毎週日曜日はテレビを真剣に見ていました。急に緊急発表をするので、困るんですよね(笑)。

さて、そんなモー娘。ですが、第3期メンバーとして加入したのが後藤真希。加入直後に発売されたシングル「LOVEマシーン」で、グループのセンターを務めた絶対的エースでした。1999年にはプッチモニとしてもデビューし、ミリオンセラーを記録しています。個人的に彼女にはそこまで思い入れはないんですが、どんなことが起きても動じない部分がとても好きなんですよね。常にニュートラルというか、常に目が座っているところが特に(笑)。

そんな安心感を考慮してサイドバックに配置させていただきました。個人的ベストソングはやはり『LOVEマシーン』(1999年)ですね。

センターバック:宮沢りえ


宮沢りえは1987年CM『三井のリハウス』の転校生役・白鳥麗子で一躍有名に。1990年に発売されたシングル「NO TITLIST」は小室哲哉が作曲・編曲を手がけ、見事1位を獲得。続くシングル「Game」(デヴィッド・ボウイ「Fame」のカバー)で紅白歌合戦に出場し、屋上からの入浴シーンが世の中にインパクトを与えました。

ヌード写真集の大ヒットや婚約破棄など、いろいろと話題を振りまいてくれた彼女ですが、これまでの経験が女優業にすべて生かされているところがこれまた素晴らしい!近年の名女優っぷりを考慮して、センターバックに配置させていただきます(何気にスタミナありそうなイメージなので)。個人的ベストソングは「心から好き」(1992年)。



センターバック:広末涼子


広末涼子は1994年、第1回クレアラシル「ぴかぴかフェイスコンテスト」でグランプリを受賞し芸能界デビュー。1996年、NTTドコモポケベルのCM「広末涼子、ポケベルはじめる」で一躍時の人となります。

1997年、竹内まりやの書下ろしによるシングル「MajiでKoiする5秒前 / とまどい」で歌手デビュー。セカンドシングル「大スキ!」はオリコンの1位を獲得する大ヒットになり、同曲で紅白歌合戦への出場も果たしています。1999年に早稲田大学へ入学をしますが、あまりにもマスコミがヒートし過ぎたため、ほぼ大学に行けないまま退学を余儀なくされています。気の毒な話ですが、それほど当時の広末人気はすさまじいものだったのです。

2000年代に入り女優業に専念した彼女ですが、現在では演技派女優として大活躍しています。今でもデビュー当時の愛らしさを失わず、安定した輝きを放っている彼女をセンターバックに配置します。個人的ベストソングは「大スキ!」同様、岡本真夜が作詞・作曲を手がけた「明日へ」。



ゴールキーパー:観月ありさ


宮沢りえ、牧瀬里穂と共に、その頭文字をとって「3M」と呼ばれた観月ありさ。4歳の頃から子役モデルとして活躍をし、1991年14歳の時に尾崎亜美が書き下ろした「伝説の少女」でデビュー。これまでにデビュー曲を含めて9曲の楽曲がTOP10入りを果たしています。

小室哲哉が手がけた「TOO SHY SHY BOY!」を歌っている頃、中野サンプラザのコンサートを観に行ったのですが、トークで「来年、高校に入学します!」と言っていて驚いた記憶があります(それほど大人びた雰囲気だったので)。

ギネス世界にも認定された “連ドラ主演記録” を保持している彼女ですが、芸能界という荒波をしっかりした足取りで生きてきた観月ありさをゴールキーパーに配置いたします。どんなボールがきても、がっちりとガードしてくれることでしょう。個人的ベストソングは、ユーミンが作詞・作曲を手がけた「今年いちばん風の強い午後」(1993年)。



―― ということで「90年代女性アイドル ベストイレブン ポジション別」を選出して参りましたがいかがだったでしょうか? しかもこのメンバー全員が今でも芸能界の第一線で活躍していることも驚異ですよね。芸能界で生き延びていくのは、もしかしたらアスリート並みの根性が必要なのかもしれません。何はともあれ、本番のワールドカップでは日本に勝利を手にしていただきたいと思っております。にわかファンではありますが、最後まで応援しております!

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2022.12.03
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カタリベ
1967年生まれ
長井英治
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