日本人は中学、高校、大学の合計10年間も英語の勉強をしているのにしゃべれる人が少ないと言われている。これからのグローバル社会で英語は必須条件なのにだ。
企業でも楽天などが公用語として英語を取り入れている。小生の知人で日産に勤めている人が、カルロス・ゴーンが社長になったとき「これからの日産社員はフランス語が出来なければ出世できない」とフランス語を猛勉強していたが、使われたのはやはり英語だった。
「君が出世できないのは、そこよ」と思ったものだ。
さて、2020年には小学3年生から英語は必須になるようである。そこで文部科学省に提案がある。どこの部署に提案すればいいのか判らないので、リマインダーを通じて提案する。このページを文科省の担当者が読むことを期待して。
結論から言おう、小学校での英語カリキュラムはすべて洋楽を聴くだけにするべきだと思う。文法から入るのではなく、感覚から入るのである。
例えば1989年にリリースされたマルティカの「トイ・ソルジャー」を聞く。聞けば判るのだが、兵隊さんを「ソルジャー」と言っているのは日本人だけで、全世界で兵隊さんは「ソージャー」なのである(文章で書くとちょっと語弊があるのだが)。
アメリカを「アメリカ」と言っているのも日本人だけで、全世界でアメリカは「ンナメリカ」なのである。
アイ・ハブ・ア・ペンなど覚えなくてよろしい。ステップ・バイ・ステップ(一歩一歩)を覚える方が重要である。
しかもこの曲は「麻薬はよくないよ」という事を詩的な表現で歌い上げている。情操教育にもなる。
さらに言えばマルティカがかわいい。
なんだったら小学校の英語教材は、クラウンでもニューホライズンでもなく、小林克也の『アメリ缶』で統一してもいい。
とにかく感覚から入るのである。
勉強方法はこうする。毎週気に入った洋楽を歌い、そして訳す。グーグル翻訳を使ってもオーケー、ICTの勉強にもなるからだ。副産物としてCD業界も恩恵を受けるかも知れない。
どうです、みなさんこのアイデア?
ちなみに大阪のおばちゃんは、英語などしゃべれなくても全世界の外国人とコミュニケーションが取れるので、そっちを履修科目にする方が早いかも?
2017.07.03
YouTube / MartikaVEVO
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