その昔、龍に噛みついた戦士がいました。
さらには、王にも反旗を翻し、戦士は革命を起こそうとします。
彼の師や流れ者たちも彼に賛同し、それは、次第に大きな勢力となります。
王の正規軍と激しい闘いを始めると、人々は熱狂し、
あっという間に彼は時代の寵児となりました。
その名は、長州力。あの滑舌の悪い『革命戦士』(笑)です。
ドラゴン藤波に対して、「俺はお前のかませ犬じゃない!!」とマイクパフォーマンスしたと伝わりますが、事実は異なるそうで、「何でおれが、お前の前を歩かなきゃいけないんだ」だそう。当時のプロレス誌にも書いてありました。滑舌の悪さから、どう周囲が聞き取れなかったようです。
さて、子どもの頃からプロレスファンであった私には、革命軍(あのアニマル浜口さんもいました)が持ち込んだ「ハイスパートレスリング」が衝撃的でした。圧倒的なスピードで次から次へと攻撃を仕掛け、短時間で終わらせて、さっさと引き上げる。そういえば、やたらせっかちな試合をするスタン・ハンセンにも通じる、もしくはハンセンからウエスタン・ラリアート(あえてこう書きます)をくらいすぎて、影響を受けちゃったのかもというスタイルで、やっぱり恰好よかった。
入院していたときなど、金曜夜8時が待ち遠しく、入場曲である『パワーホール』が流れると、病を忘れ、気合が入ったのを覚えています。ちなみに、当時の私が愛読していた「大阪スポーツ」は、東スポの大阪版。プロレス欄(Hなページも)が充実し、毎日楽しみにしておりました。友人のH君が、ほぼ毎日届けてくれたことには、ふか〜く感謝しております。
しかし、プロレスを語り始めると、止まらないですなぁ。この10倍は書けるぞ。
追記:
そういえば、私の結婚式の二次会で、誰がかけたか「パワーホール」をバックに入場したのを覚えています。おそらく、現在某広告代理店の営業本部長を務めるY君だと思われますが、真偽の程は、今度飲んだときにでも確認してみます。ということで、Y君来週どう?
2016.04.15
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