そんな彼ら久々の、そして最後のヒット曲が「風のマジック(You Can Do Magic)」だった。曲の提供者&プロデューサーはラス・バラード。日本のロックファンには、レインボー「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」の作者としてお馴染みだろう。
この曲が収録された10thアルバム『風のマジック(View From The Ground)』には、カール・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、クリストファー・クロス、ジェフ・ポーカロ(TOTO)、ティモシー・B・シュミット(イーグルス)といった西海岸を代表するミュージシャンが参加し、正真正銘の西海岸サウンドを披露したが、それでも僕にはやっぱりどことなく曇り空がイメージされるのだった。
Song Data ■ You Can Do Magic / America ■ 作詞・作曲:Russ Ballard ■ プロデュース:Russ Ballard ■ 発売:1982年7月6日(1982年10月16日 8位)
Billboard Charts ■ A Horse With No Name(1972年3月25日 1位) ■ America(1972年3月25日 1位)※アルバム ■ Tin Man(1974年11月9日 4位) ■ Holiday(1974年11月23日 3位)※アルバム ■ Lonely People(1975年3月8日 5位) ■ Sister Golden Hair(1975年6月14日 1位) 2018.03.08