それにしても、である。ミュージシャンの訃報が続いている。
ここ1ヶ月でRe:minderに掲載しただけでも、デヴィッド・ボウイ(69)、イーグルスのグレン・フライ(67)、ブラック(53)、アースのモーリス・ホワイト(74)、レインボーのジミー・ベイン(68)、そして松原正樹(61)で6人目だ。いくら時代が大きく変わっているからといって、ちょっと多すぎる。それぞれの冥福を祈るとともに、自分自身もより自覚的に生きねばと思う今日この頃である。
さて、その松原正樹だが、Re:minderのような80年代の音楽を語る場所において欠かせない人物である。音楽をよく知る人にとっては、林立夫、斉藤ノブ、今剛、井上鑑たちと組んだフュージョンバンド「パラシュート」のギタリストで名が通っているが、当然知らない人も多いだろう。しかし、70年代後半〜80年代に10代を過ごした人であれば、絶対に(100%と言っても言い過ぎではない)彼の演奏を耳にしているはず。
今回はそれを証明すべく、彼のプレイをランキング形式で紹介してみます。とは言え、あまりにもセッションが多いので(10,000曲を超える!)、1アーティスト1曲縛り、かつ歌謡曲系のシングルに限定した曲を中心に選んでみました。
10位
■愚か者(1987)/ 近藤真彦
作詞:伊達歩
作曲:井上堯之
編曲:戸塚修
井上堯之が弾いているとずっと思ってました、ごめんなさい。
9位
■林檎殺人事件(1978)/ 郷ひろみ&樹木希林
作詞:阿久悠
作曲・編曲:穂口雄右
カッティングかっこいいな〜ってずっと思ってましたが、これも彼だったとは。
8位
■微笑がえし(1978)/ キャンディーズ
作詞:阿木燿子
作曲・編曲:穂口雄右
キャンディーズの引退曲を盛り上げたのも彼。
若干24歳、その個性的な音色はすでに完成されていますね。
7位
■セーラー服を脱がさないで(1985)/ おニャン子クラブ
作詞:秋元康
作曲・編曲:佐藤準
正直、出番はそんなにありません。
だがしかし、Aメロ終わりに忘れられない必殺フレーズが存在!
6位
■カナダからの手紙(1978)/ 平尾昌晃&畑中葉子
作詞:橋本淳
作曲:平尾昌晃
編曲:森岡賢一郎
まじ!これもだったのか!と、亡くなってから知りました。
ギターで始まるイントロ、この曲で一番印象に残りますよね。
と、今日はここまで。
文字数の都合があるので、続くベスト5はまた明日!
2016.02.19
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