シブがき隊の楽曲って当時のジャニーズアイドルの中でもカッコイイのがすごく多いです。でも残念ながらその印象は強いとは言いがたいのかも知れません。インパクトや知名度は「スシ食いねェ!」が上かも知れませんが、個人的には「ヴァージンショック」が思い出深い曲です。そもそもタイトルを漢字にしちゃうところが田舎の暴走族のようで好きです。
シブがき隊は、たのきんトリオに続く期待のアイドルとして三人組でデビューしたのがポイントで、その後に続くジャニーズアイドルのグループデビュー(古くはフォーリーブス)のスタートでした。
当時、私が北海道の地方都市で家庭教師のバイトをしていたとき、教え子が赤い衣装の子に夢中でした。確かに今でも格好良く、彼女は先を見据えた良い男を選んでいます。そう、シブがき隊はデビュー当時から比較的長い間メンバーを赤、青、黄の色分けをしていました。赤は「伊右衛門」の方、青は「はなまるマーケット」の方、黄は「元つちやかおりの旦那」ですね。今では誰もジャニーズにはいません。
個人的には黄色の方の “肩に力が入りすぎていて、ひとり浮いていて見ていられない感じ” が大好きでした。あの甲高い声やバラエティーでの的外れ的な発言も秀逸です。
後年、私が学芸大学駅前に住んでいたとき、近くの「学大十字街」という小さな飲み屋街に「処女的衝撃」というお店が忽然と現れました。ミュージックパブ的なお店だったようです。オープン時には桑野信義さんや田代まさしさんの花輪が派手に飾ってあり、オヤ? と思いましたが、やはり黄色の方のお店でした。結局、一度も行けずじまいで1年後には無くなっていました。行っておけば良かった! つちやかおりに会えたかも。
処女的衝撃!(ヴァージンショック)/ シブがき隊
作詞:三浦徳子
作曲:井上大輔
編曲:水谷公生
発売:1983年(昭和58年)2月25日
2016.06.30
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