10月30日

ジョージ・マイケルとマイケル・ジャクソン、透明ランナーはどっち?!

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photo:Daily Mail  

小学生の頃親から「ウチの息子は鉄砲弾」と言われていた。学校から帰るとランドセルを玄関に置いてそのまま草野球へまっしぐら。日没でボールが見えなくなるまで遊んでおり、「出て行ったら行きっぱなし」というのが親の発言の元になっている。

野球というのは両チーム併せて最低18人必要なのだが、毎回そんな人数が集まる訳はなく、必然的に集まった人数だけでの野球になる。そんな時小人数でも野球が出来る決定版が「三角ベース」であった。

ご存じの方も多いと思うが、三角ベースは1塁と3塁とホームベースの3つから構成され、人数によっては敵味方なく順番でバッターをこなすという、小学生の叡智を集結したルールから出来上がっている。

さらに、バッターが出塁すると人が足りなくなるので “居ないけどランナーが居ることにする” という「透明ランナー」なる定義まで作り上げた極みつきの省エネ野球である。そうまでして野球がやりたかった当時の小学生に賛辞を送りたい。

さて、ジョージ・マイケルという、「どっちもファーストネームじゃないか?」と疑問が残る人が、1987年にフェイスというアルバムを出した。このプロモーションビデオがこれまた省エネの極みである。なにせ最初から最後まで「本人、ギター、ジュークボックス」の3点しか画面に出てこない。使っている楽器も基本は「ギター、ベース、ドラム」の3点であり、とっても省エネである。

しかし、その音楽とPVは誰が見ても完璧に構成されている。何かを足してもだめ。何かを引いてもだめ。絶妙なバランスの上に成り立っているのである。

同じ年、もう一人のマイケル(ジャクソン)がBADという曲のプロモーションビデオを出している。こちらは大量の人員を投入してのエンターテインメント作品として作られている。どちらが優れているという事ではないのだが、同時期に真逆からのアプローチをしているのが印象に残っている。

また、二人のPVを比べて頂きたいのだが、アウトローを気取った二人とも「皮ジャン」姿なのだがイメージが全然違うのがおもしろい。いずれにしても二人の天才が同じ時期に現れたのは我々にとって僥倖であった。

2016.06.16
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  YouTube / georgemichaelVEVO


  YouTube / michaeljacksonVEVO
 

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1967年生まれ
時の旅人
お恥ずかしい。音楽に造詣が浅いので、70年代、80年代だったら何でも行きます!という意気込みで書いてます。
2016/06/17 15:02
1
返信
1966年生まれ
プリンス目白
ははは、おもろい。三角ベースからマイケルジャクソンまでを結びつけた近代エンターテイメントの総括ですね(笑)
2016/06/17 07:23
1
返信
カタリベ
1967年生まれ
時の旅人
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