5月
波の数だけ抱きしめて、1982年夏のマストアルバムは大滝詠一と山下達郎
46
4
 
 この日何の日? 
ホイチョイ映画「波の数だけ抱きしめて」の舞台となった時期
この時あなたは
0歳
無料登録/ログインすると、この時あなたが何歳だったかを表示させる機能がお使いいただけます

 
 1982年のコラム 
ジャイアント馬場、スポーツ界の代表だからこそ国民的テーマ曲!

ふたりの Sir が作った究極のジョン・レノン追悼曲:ポール篇

髪型最強!ラ・ラ・ランドでもお馴染み「アイ・ラン、愛乱… あ、いらん」

やっぱりJAGATARAは厄介だ、常識も非常識も「ナンのこっちゃい」

豪雨の屋上、カッパで特訓!創作ダンスはABCの「ルック・オブ・ラブ」

サイモン&ガーファンクル@後楽園球場、初夏の夜風と「明日に架ける橋」

もっとみる≫

photo:Amazon  

バブル真っ只中の1991年、ホイチョイ・プロダクションが『私をスキーに連れてって』『彼女が水着にきがえたら』に続く、青春3部作の第3弾として放った映画が『波の数だけ抱きしめて』。舞台は82年の湘南、時代を9年遡る設定だ。中山美穂が演じる都内のミッション系大学に通う女子大生が、地元茅ヶ崎のビーチで友人たちと一緒にミニFM局Kiwiを運営する… そんな物語だった。

FM放送の話ということで、映画では当時のAORの代表曲が全編に渡って流された(Kiwi FM オリジナル・サウンドトラックとして発売されている)。ところが、久し振りに映画のパンフレットを出してきたら、思わぬ発見があった。そこにはFM局Kiwiのランキングボードの写真が載っていたのだが、意外なことに、Top20の中にAOR以外のジャンルが何曲も入っている。そして、その中に日本の曲が2曲も。大滝詠一と山下達郎だ。

これまで本サイトで僕が取り上げたアーティストや楽曲は、全ていわゆる “洋楽” である。実際、学生時代に女子を隣に乗せてドライブする時、クルマの中で流す音楽は殆ど洋楽だった… と言うか、正直、日本の曲を流すことはあまり考えなかった。しかし、何事にも例外はあるもので、大滝詠一の『A LONG VACATION』と山下達郎の『FOR YOU』だけは僕のクルマの中に常備されていた。70年代から洋楽を聴きまくってきた僕の耳にも耐えられる… いやいや、それ以上のクオリティだったからだ。

81年3月21日にリリースされた『A LONG VACATION』と82年1月21日にリリースされた『FOR YOU』は、どちらもトータルアルバムとして質が高く、共通点も多い。『A LONG VACATION』のジャケットはプールサイドをモチーフとした永井博のイラストで、当時は「ジャケットで売れた」とも言われていた。『FOR YOU』は西海岸をイメージした鈴木英人のイラストだ。80年代の “夏” に、この2人のイラストレーターの存在は不可欠だと心の底から思う。

『A LONG VACATION』はA/B面に5曲ずつ収録されているが、両面とも4曲目にコミカルな曲を入れてアルバム全体の流れに緩急をつけている。『Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語』と『FUN×4』だ。『FOR YOU』では、『INTERLUDE』という短いアカペラをA/B面に2回ずつ挿入することで、やはり全体の流れに緩急をつけている。だからどちらのアルバムも、A面の最初からB面の最後まで、元の順番で通して聴いた方が絶対にいい。

それにしても、ジャケットの話も、緩急の話も、いかにもアナログ時代ならではの話。でも、デジタル時代になって、こういうのを味わえなくなったのは、やっぱり少し残念だなぁ。

2016.07.19
46
  YouTube / goodk1d _


  YouTube / _


  YouTube / kanade
 

Information
あなた
Re:mindボタンをクリックするとあなたのボイス(コメント)がサイト内でシェアされマイ年表に保存されます。


おすすめのボイス≫
1965年生まれ
中川 肇
自分のラジオ局を持つなんて、素敵なアイデアですね。本当に始める時は、ぜひ声かけて下さい!
2016/07/21 17:08
0
返信
1966年生まれ
プリンス目白
ラジオ局って憧れです。今でもやりたい海賊放送。東京湾に船を浮かべて新しいラジオ局を開局させたい。ネットでも配信するけど基本は電波があってこそ。
2016/07/20 09:48
1
返信
1965年生まれ
中川 肇
鎌倉FMって、その頃もう開局してたのですね!? 90年代にFM局が一気に増えましたが、学生だった80年代にできていれば良かったのに。
2016/07/19 20:23
1
返信
1967年生まれ
時の旅人
昔、鎌倉FMで地元飲食店をリレー方式で紹介する番組があり、知り合いのスナックのママが口べただから代わりに出演してく欲しいと頼まれ、一般客なのに出演して「女性のブーツ姿はなんであんなに男を魅了するのか」と延々しゃべり、後でママにすごく怒られたのが丁度「波の数だけ抱きしめて」公開の頃でした。(今でもアナログな旅人)
2016/07/19 15:16
7
返信
カタリベ
1965年生まれ
中川肇
コラムリスト≫
25
1
9
8
1
大滝詠一のロンバケを強烈に記憶に刻んだ大学時代の怠惰な夏休み
カタリベ / 藤本 真
10
1
9
8
4
大滝詠一のEACH TIME、毎度毎度の長すぎるロングバケーション…
カタリベ / ソウマ マナブ
45
2
0
1
7
風と光のデイ・トリッパー、山下達郎の「COME ALONG」と鈴木英人
カタリベ / 太田 秀樹
72
1
9
8
0
恐るべし松任谷由実、クリスマスを恋愛イベントに変えてしまったこの曲!
カタリベ / 藤澤 一雅
28
1
9
8
0
不二家歌謡ベストテン、ユーミンとロイ・ジェームスと日曜日の朝
カタリベ / 親王塚 リカ
54
1
9
8
1
究極のラブソング、松任谷由実の「A HAPPY NEW YEAR」
カタリベ / 藤澤 一雅
Re:minder - リマインダー