あけおめ、ことよろ(古っ)。
いよいよ平成29年ですね。アラフィフになってもこの軽さ。いまだに「よ~い、どん!」と、かけ声が掛かると子どものように無条件に走り出してしまう時の旅人です。
さて、先日秋葉原を歩いていると「ドラクエXI」の発売イベントでしょうか、どこからともなく「あの」メロディーが流れてきました。続いて「タラララッタター」というレベルアップ音が。
我々リマインダー世代にとって、この効果音を聞くと脳内でエンドルフィンが精製されるのが分かりますよね。平社員から主任になったとき、主任から課長になったとき、いつでもこの音楽が流れたものです(子どもが生まれた時も流れたのですが、廻りの目を気にして口には出しませんでした)。同じようにテトリスの画像を見るとロシア歌曲「コロベイニキ」が頭の中で反芻してしまいます。
このように、我々の脳内メモリーが、ある種のちょっとした効果音が生み出す電気刺激により記憶を蘇らせる訳です。逆のパターンとしては、例えば誰かに何かを見せる場合「何持ってるの、ちょっと見せてよ」「ダメダメこれは見せられないよ」「いいじゃん、ちょっとだけ見せてよ」「じゃあちょっとだけだよ」といった時には「パラパパッパパー、新しいスマホ~」(必ず大山のぶ代の声になる)と言った感じで、昔ながらの効果音を使ってしまいますね。
何が言いたいかというと、このコラムを書かせて頂くようになってから「ベストヒット’80」とか「70’sヒットメドレー」などのベスト盤をよく聞くようになった訳です。もちろんお小遣いに限りがあるので、基本は百均かブックオフで購入しているのですが。そこで昨年末に「効果音」のベスト盤は存在するのかという疑問にぶち当たったわけです。
ターミネーターの「デデンデンデデン」とかジョーズの「デンデン、デンデン、デンデンデンデンデン」とか。もしそんな「効果音」のベスト盤があれば、新年会なんかでイントロ・ドン!が出来て、たいそう盛り上がっただろうにと思った次第です。
編集部さん、もしリマインダーで効果音ベスト盤を作った折には安価で購入させて頂きますのでよろしくお願いします(笑)。
2017.01.05
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