日本が誇る元祖ソウルディーヴァ、宮本典子が身近な場所にいた80年代
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宮本典子を日本の身近な場所で観ることのできた幸せな時期
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photo:CLINCK RECORDS  

1979年、小学校5年生の時に宮本典子さんの曲をはじめて聴きました。そのタイトルは ”エピローグ”。ラジオの深夜放送でも結構な宣伝をしていたことを覚えています。

映像を観ていただけるとわかりますが、宮本さんは当時の歌番組の中ではかなり個性的な印象でした。この曲の作曲者は岩崎良美の ”恋ほど素敵なショーはない” や、紙ふうせんの ”冬が来る前に” など名曲の多い梅垣達志さん。改めて聞いてみると曲自体は良くできた爽やかなシティポップです。しかしながらこの曲、宮本さんが歌うことで極上のソウルミュージックに仕上がって、彼女の実力をうかがい知ることができます。

その後、1988年に大学生となった私は暗い学生生活の中、宮本典子さんの中古LPを買いあさりました。たぶん全作品を揃えたと思います。その中のアルバム ”ニューロマンス(1982年発売)” は今は亡き加藤和彦さんのプロデュース。シングルカットもされた ”シルバーレイン” はソウル路線とはちょっと異なりますが、宮本典子さんが歌う独特の色気を持つ歌の世界に取り込まれてしまう名曲です。

そんな頃、私が入っていた音楽サークルに ”キベさん” という先輩の女性ボーカリストがいて、キベさんが最近歌が特に上手くなったのは「宮本典子さんのレッスンを受けているからだ」という噂を聞きました。某音楽学校の講師陣の中に宮本典子さんの写真が載っていて羨ましかったですが、レッスン料を定期的に払うまでの財力はなく諦めたものの、ライヴだけは見たいと思い、当時(1990年ごろ)六本木にあったバレンタインというライヴハウスに足を運びました。

宮本典子 with サンダーラブ というバンド名だった気がします。お客さんは少なかったですが、キレのある16ビートからスローなソウルミュージックまでをパワフルに歌い上がるカーリーヘアーの宮本典子さんに度肝を抜かれました。日本語の曲は一曲も歌いません。「よし! 俺もソウルミュージックしかやらないぞ!」と、以降、大学卒業まで英語の(オリジナルを含む)ソウルミュージック一本でやり通し、宮本さんを目指し頑張りましたが、こちらは男性だし発音も悪く、実力もなく、お客さんもほとんどいない状態で、、、撃沈した大学時代でした(涙)。この頃の宮本さんの映像はさすがにないかと思ったらYouTubeにあってびっくり! まさに当時見た宮本さんはこんな感じでした。

この直後に宮本さんは渡米したらしいです。そしてアメリカで大活躍するのですが、その辺は興味ありましたらネットでお調べください。今日は、宮本典子さんというソウルフルなヴォーカリストが、80年代の末から90年までのバブルの頃、日本の身近な場所で観ることのできた幸せな時代であったことをお伝えしたいのであります。

2016.06.21
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  YouTube / 浦野友彦


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カタリベ
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