Earth, Wind & Fireのモーリス・ホワイト、またしても巨星が逝ってしまいました。70年代〜80年代のディスコブームの中、常に中心的存在であり、ディスコに縁のない人々でもその楽曲を聴いたことがない人がいないくらいのスーパースターでした。
マハラジャ、キング&クィーンなどではもちろん、ユーロビート全盛の90年代前半のジュリアナ東京でもアースは欠かせませんでした。「セプテンバー」「レッツ・グルーヴ」「宇宙のファンタジー」などの超名曲でフロアを沸かせただけでなく、「アフター・ザ・ラヴ・ハズ・ゴーン」「リーズン」などの名バラードはチークタイム(懐かしい響き!)に欠かせませんでしたよね。
日本に縁があるといえば、ジャケットをほとんど手掛けていたのが長岡秀星。彼も昨年亡くなったのをNHKのニュースで知りました。ELO「アウト・オブ・ザ・ブルー」、カーペンターズ「ナウ&ゼン」も手掛け手ましたね。「太陽神」「黙示録」「天空の女神」といったアルバムの邦題は原題よりジャケットのアートワークによるものだと思います。
そして、忘れてはならないのがモーリス・ホワイトのソロシングル「アイ・ニード・ユー」。ソニーのCDプレイヤーのCMに使われ、特に日本でヒットした名曲です。あのサビを聞けば80年代が一気に蘇ってきます。クリス・ハートあたりにカバーしてもらえませんかね(笑)。
どんなアーティスト写真を見てもニッコリ笑っていたモーリス。人柄が歌声にも表れていたような気がします。安らかに。
2016.02.12
YouTube / vanderlei xavier
YouTube / CM Paradise 1986-1987
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