5月21日

ギター少年なら誰もがコピー!カシオペア「ASAYAKE」は永遠のフュージョンアンセム!

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カシオペアのライブアルバム「MINT JAMS」がリリースされた日
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新ドラマー今井義頼加入でCASIOPEA-P4始動!


今秋カシオペアは25年ぶりに正式メンバーとして今井義頼をドラムに迎え、野呂一生(G)鳴瀬喜博(B)大髙清美(Key)で第4期【CASIOPEA-P4】を始動させました。

お披露目の『CASIOPEA-P4 ~Special First Live~ P4』と題されたライブはBlue Note東京で10月21、22日に行われ、「TAKE ME(タケメ)」からスタートし、ニューアルバム『NEW TOPICS』からの新曲もたっぷりと演奏され、そしてラストは「DOMINO LINE」~「ASAYAKE」で締める、往年のファンには堪らない一夜でした。

実は僕らは新メンバーの今井君とは10年ぐらい前から知り合いで、うちのベースの渋谷さんとも色々な現場でよくリズム隊を組んでいます。元々優秀なドラマーでしたが、さすがにカシオペア加入のニュースはまるで甲子園に行った地元のピッチャーが大リーグに指名された感覚ではあります。



EastWest出身の実力派バンド


僕らの世代(50代)が最初にカシオペアを知ったのは日本楽器(現・ヤマハ)が主催していた関東のアマチュアバンドが人生を賭けたコンテスト『EastWest’77』でした。

当時は野呂氏が『EastWest’76』に続き2年連続ベストギタリストを獲得して、関東甲信越のアマチュア界ではそのバンドの完成度の高さに激震が走りました。

しかも驚くことにこの時の『EastWest’77』のレコードにはデビューアルバムのラインナップでもある「Midnight Rendezvous」がすでにほぼ同じアレンジでライブ録音されているのです。

正に当時のアマチュアバンド界はヴァン・ヘイレン前夜の勝ち抜きハードロック速弾き合戦の真っ只中で、突然現れたブラウンサンバーストのYAMAHA SGを抱えたギターヒーローにみんな驚愕しました。

「しかもあれ、ギターが歪んでないじゃなぃ…」

山下達郎、Charと並ぶ3大カッティングイントロ曲「ASAYAKE」


それからのフュージョンブームに乗ったカシオペアの大躍進はご存知の通りで、ドラマーに神保彰を迎え1982年に日本国民が大絶賛した不動のライブアルバム『MINT JAMS』を発表し、ついに頂点に上り詰めるのです。

そのアルバムのオープニングを飾るのが「ASAYAKE」。この歴史に残るカッティッグは日本中のエレキギターを持った青少年がコピーしました。ちなみに、その昔、夜のヒットスタジオでカシオペアの本人達を前に、吉川晃司が「自分もコピーした組だ」と告白していました。

楽器屋に行けば必ず誰かが試奏している、山下達郎の「SPARKLE」、CHARの「闘牛士」と並ぶ日本の3大カッティングイントロ曲です。

ブームから40年が経ち、フュージョンはなだらかな放物線を描いて音楽の一ジャンルとしてCDショップの片隅に落ち着いている気がします。

あの時代のアーティストの作品は時折リリースされるものの、その後を継いでゆく華々しいスターバンドは残念ながら現れず、フュージョンという言葉も年配者だけが理解する地図記号のようになってしまいました。

THE JUGGLER「フュージョン名曲まとめ聴きNIGHT」のプレイメモ


今年議論を呼んだ、若者たちの「ギターソロ飛ばし」問題がありました。サブスクが定着し短い時間で音楽を聴く彼らには、ギターソロなどまどろっこしいだけなのかもしれません。

色々意見はあるでしょうが、僕ら世代からすれば反論するよりは、「あぁ、そーなんだ…」と思うしかありません。良い悪いでなく、あまりに価値観が違う感じがするからです。

僕ら(特にバンドに親しんだ者)にとってはギターが音楽鑑賞の根幹にあります。誰もがリフを研究し、カッティングを習得し、コードに驚愕し、ソロができずに力尽きる若き音楽人生でした。

最近の歌ものは一時期よりはコード感もお洒落で、IQが高い雰囲気でニューミュージックとフュージョンが重なった時代に近いところに来ている感じもします。が、当時のクロスオーバーに比べれば構成の複雑さやテクニカルな要素はなく、まだアレンジ前の状態のように感じてしまいます。

世代感だと思いますが「そんなに目立たない、誰かが良いって言ってくれればいい」感じのアレンジ。昔の「み~な~さ~ん!これでど~う~で~すかぁ~」的な自己主張は流行らないんですね。

そんな昨今ですが「THE JUGGLERフュージョン部」はフュージョンの代表曲を並べてカバーLIVEやります。正直、全曲暑苦しい「これでど~う~で~すかぁ~」のアレンジの連続です。

普段はポップス、ロックをやっているプロミュージシャンたちが命懸けで今更「完コピ」してきます。新しいカシオペアも始まってもう1回色々聴いてみようかな… のタイミングだし、「エスニックって綴りがわかりません」的な僕らの、カレーとラーメンと牛丼で生き抜いてきた音楽人生をその目でご覧ください。

オレンジスクイーザー(もしくはMXRコンプ)→ワウ→オーバードライブ→パラEQ→コーラス→リバーブ→YAMAHA F50-112

特にこの意味がわかる方は、11月22日(火)、ケネディハウス銀座に集合です!
※当日使う訳ではありませんが…


★THE JUGGLER LIVE情報


『ZOKKON NIGHT Vol.9』
あの!フュージョン名曲まとめ聴きライブNIGHT!! 第2弾​
~カシオペア、T-SQUARE、高中正義に今夜は生サックスも!~

6月にZOKKON NIGHT! 第1弾として開催され、大熱狂の夜となった“フュージョン名曲まとめ聴きNIGHT” の第2弾!
トップミュージシャンがその音楽力を爆発させた“フュージョン” その名曲の数々を、ベテランセッションキーボード小牟田 “Charlie” 聡、Do As Infinityのギター大渡亮が率いるスーパーテクバンドが今宵再び再現ライブ!

「ASAYAKE」「Blue Lagoon」「ユニコーン」とフュージョンギターの名曲続々に加えて、今回は、King&Prince、Hey!Say! JUMPの楽曲でもサックス演奏で活躍するサックス / ウインドシンセプレイヤー井上泰久も参加し、「TRUTH」をはじめ、デヴィッド・サンボーン、グローバー・ワシントンJrの名曲も!

interfmのラジオ番組『Golden Time Age CLUB』&エンタメ読本『黄金の6年間1978-1983』とのコラボでお贈りします。
※ライブは2部制となります (1ステージ30分の予定です)

開催:2022年11月22日(木)
開場 18:00
開演 19:00
会場:ケネディハウス銀座
​※トーク&ライブでお楽しみください
料金 3,500円(税込)

プレイヤー:
G:大渡亮(from Do As Infinity。ももクロ、他サポート)
B:渋谷有希子(KIYOSEN、Do As Infinity、他サポート)
Dr:松本淳(元チューリップ、渡辺美里、藤井郁弥、福山雅治、櫻井翔、今井美樹、他サポート)
Key:小牟田“Charlie”聡(元A-JARI、平井堅、大塚愛、AAA、KONISHIKI、他サポート、SMAP、松本梨香、他)
Sax&WIN:井上泰久(King&Prince、Hey! Say! JUMP、KAT-TUN、欅坂46、EXILE他)

ナビゲート:金田有浩(Golden Time Age CLUB) / 太田秀樹(Re:minder)

料金:3,500円(税込)+ご飲食代
主催:Golden Time Age CLUB、Re:minder、ヒビノ株式会社

※チケットはケネディハウス銀座のホームページ、及び電話にて

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2022.11.07
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