8月7日
ちょっとイナタいあんちゃん風情、いよいよブレイク!ジョン・クーガー
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ジョン・クーガーのシングル「青春の傷あと」がビルボードHOT100で最高位(2位)を記録した日
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photo:eil.com  

共有感満載の80年代洋楽ヒット!ビルボード最高位2位の妙味 vol.23
Hurts So Good / John Cougar


ビルボードのチャートとは、すなわち全米チャートと同義語であり、言うまでもなくあくまでもアメリカ全土における大衆が支持するウィークリーランキングのことである。

ということは、アメリカのアーティストが、他国の英語圏アーティストよりも支持されがちになることは否めない事実だ。非英語圏ならばなおさらだろう。アメリカで大きな人気を得ているのに他国では今ひとつ…そういう例は今も昔も散見される。

おしなべてカントリー系シンガーがその顕著な例となるが、もちろんロック畑(ポップロック)でも見られる現象だ。たたきあげの実力派で土着的なアメリカンロックを下地にした、ちょっとイナカのあんちゃん(おっさん)風情…というのが、まあ大雑把な共通項だろうか。80年代でいえば、ボブ・シーガー、トム・ペティ、ヒューイ・ルイス、そしてジョン・クーガー等が挙げられよう。

そして、80年代21番目に誕生したナンバー2ソングが、ジョン・クーガーの「青春の傷あと」だ。

70年代の下積み時代を経て、ジョン・クーガーがシングル「アイ・ニード・ア・ラヴァー」で初チャートインを果たしたのが28歳の時。続いて「ディス・タイム」、「夜が泣いてる(Ain’t Even Done With The Night)」と、着実にシングルヒットの順位を高めて、いよいよ投下されたのが、「青春の傷あと(Hurts So Good)」であり、アルバム『アメリカン・フール』だった。

結果として、このシングル及びアルバムは本国アメリカでは大ヒットを記録。「青春の傷あと」は4週にわたり最高位2位。『アメリカン・フール』は、アルバムチャート1位を獲得、米だけで300万枚をセールスした。ジョン・クーガーが一躍人気シンガーの仲間入りを果たした出世作として、そしてポップミュージックの歴史において燦然と輝く作品として、その名が刻まれている。

同アルバムから彼にとって唯一の全米ナンバーワンとなったシングル「ジャック&ダイアン」と共に、「青春の傷あと」は日本においてジョン・クーガーのレパートリー中、最も共有感が高いだろうが、それでも日米での人気の差が歴然と開いているのは、まあ致し方ないという感じだろうか。

ジョン・クーガーの本国アメリカにおける高い人気っぷりは、なかなか日本には伝わりにくかったのかもしれない。

「クランブリン・ダウン」「ピンク・ハウシズ」といったトップ10ヒットを輩出した100万超えのアルバム『天使か悪魔か(Uh-Huh)』。さらに『アメリカン・フール』にも勝るとも劣らないセールスを記録した『スケアクロウ』。ともにジョン・クーガー・メレンキャンプ名義で、こうした名アルバムを連発していた80年代前半~中盤こそ、彼が最も脂ののっていた時期であっただろう。

そしてその『スケアクロウ』からは、ジョンにとって「青春の傷あと」に続く、2曲目のナンバー2ソングが誕生することになる。


脚注:
「I Need A Lover」(79年28位)
「This Time」(80年27位)
「Ain’t Even Done With The Night」(81年17位)
「Hurts So Good」(82年8月4週2位)
「Jack & Diane」(82年1位)
「Crunblin' Down」(83年9位)
「Pink Houses」(84年8位)

2017.04.21
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  YouTube / JohnMellencampVEVO
 

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