彼の知名度が上がったのはデュラン・デュランやシックのメンバーと組んだパワー・ステーション。「サム・ライク・イット・ホット」のヒットやT・レックスの「ゲット・イット・オン」の斬新なカヴァーで話題になりましたが、私もここで初めて彼の存在を知りました。そして続く彼のアルバム「リップタイド」からのシングル「恋におぼれて(Addicted To Love)」のPVで世界中が度胆を抜かれました。
無表情のスーパーモデルをバックバンドに従え、クールに決めるロバート・パーマー。「シ、シブイ、カッコイイ、でも美女たちにも目がいってしまう!」と思ってしまった人は私だけではないはず。続くシングル「I Didn't Mean to Turn You On」でも同様のPVを制作。更に続くアルバム「ヘヴィ・ノヴァ」からのシングル「この愛にすべてを(Simply Irresistible)」ではスーパーモデルの人数を大幅に増やし、より色っぽい衣装でセクシーなダンスを披露しますが、相変わらず無表情(これがいい!)。「やってくれるぜ、ロバート・パーマー!!」みんなこう思ったでしょう(男だけ?)。