2004年 3月24日

早見優プロデュースの親子向け教材「Let's Sing Together」楽しく英語に親しもう!

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英語に親しむための教材、早見優「Let’ s Sing Together」


2020年度から小学校での英語教育が教科化し、いまどきのキッズたちは、公立学校でも小学3年生から英語の授業を受けている。平成生まれ、あるいは昭和の末期生まれの世代でも、保育園や幼稚園の年代から英語教室に通った子供たちもたくさんいるだろう。

英語に親しむということでは、昭和40年(1965年)生まれのわたしが子供だった1970年代、マザーグースの英語の歌は、「こどものための英語の歌」のレコードやテープ、あるいは日本語訳したものがNHKの『おかあさんといっしょ』や『みんなのうた』から聴こえてきたような、おぼろげな記憶がある。

早見優さんが2004年にリリースした『Let’s Sing Together』はまさに「英語に親しむための教材」である。

英語の歌に明るくない日本人でも一度は耳にしたことがあるであろう、みんなが知っている童謡の「ロンドン橋」「しあわせなら手をたたこう」や、マザーグースの英語の歌に加えて、子守歌のようなピアノにのせた早見優さん等の英語の語りなどが収められている。

ジャケットは微笑ましい親子のツーショット


2004年というと、早見優さんが1982年に15歳でデビューしてから22年。アイドル時代にファンだった男子女子が大人になり、子供が生まれて、子供の教育にそろそろ頭を悩ませはじめる時期でもあった。

早見優さんはデビューからほどなくしてラジオの英会話番組『百万人の英語』に出演し、書籍『好き!英語優等生』等のシリーズでもおなじみの、いわば “親しみやすい英語の先生” 的な存在だ。そんな早見優さんが結婚・出産し、優しいお母さんになって、親子向けの英語教材をプロデュースしたのが『Let’s Sing Together』。

美しいジャケット写真は、初々しいショートヘアの早見優さんと娘のありささんが向き合う横顔の写真。この写真も、とても微笑ましい。

内容は、手遊び・指遊びゾーン / 一緒に歌って踊ろうゾーン / お休みゾーン、この3つのグループとカラオケで構成されている。聴いていて非常に和む内容だ。ここからは、いくつかの作品を紹介していこう。

早見優、童謡でも全力投球


手遊び・指遊びゾーン / 一緒に歌って踊ろうゾーンの各曲は、英語圏で広く歌われている、子供のための童謡(マザーグース)が中心。タイトルに見覚えがなくても、歌を聴いたら「ああ、これか!」と思う方も多いだろう。童謡であっても、早見優さんはヴォーカルに決して手を抜いていないところに好感が持てる。

Puff The Magic Dragon


どこか懐かしい手触りのするこの歌は、不老のドラゴン「パフ」と少年ジャッキー・ペーパーとの交流と別れを描いた歌。ピーター・ポール&マリーが1960年代に大ヒットさせた楽曲で、日本でもNHK『おかあさんといっしょ』で放映された。小学校の教科書にも採用されたので、ご存じの方も多いのではないか。リコーダーで合奏した想い出のある方も多いだろう。

Alphabet Song(ABCの歌)


皆さんご存じのABCの歌。セブンスコードのピアノが印象的なロック系のアレンジで、お母さんというよりもクールなお姉さん的な優さんのヴォーカル。ラップやスクラッチも取り入れられており、2004年の早見優さんという意味では画期的だったのかもしれない。

Hokey Pokey


英語圏で広く知られている昔からの子供の歌を、ギターが炸裂しビートが効いたロックのサウンドに載せて、ロックヴォーカリスト的な優さんと子供たちが歌う。最近YouTubeで早見優さんが渡辺めぐみさんと一緒に披露している “82エクササイズ” で取り上げても良さそうだ。思わず身体が動いてしまうナンバーに仕上がっている。蛇足だが、この82エクササイズ後のお二人のトークはアイドル時代の裏話等で盛り上がっていて、なかなか面白い。

Old MacDonald Had A Farm


カントリー風の楽しい曲。優さんが子供と一緒に楽しく歌う。子供の発音がいい。日本でも替え歌が各種CMソングになっていたので、こちらもご存じの方が多いのでは。

どっちで鳴くの


子供向けに動物の鳴き声をモチーフにしたカントリー風のナンバー。オリジナルのようだが、マザーグースに紛れてもあまり違和感がない。

Who Stole the cookie?


これは歌ではなく、子供向けのsing-along game。優さんと子供たちがゲームをしている様子が楽しそうだ。

Oh!SA・KA・NA天国


スーパーの鮮魚売り場で流れている「おさかな天国」のリメイク。英語詞だが、サビは「さかなさかなさかな~」のまま。この作品集で唯一の日本語部分だ。シンセサイザーが80年代のテクノポップを想い起こさせる。

英語を耳になじませるのには、やはり英語の歌!


お休みゾーンの各曲は、ピアノ演奏にのせて優さんが絵本の読み聞かせをしているイメージの語りと、子守唄のようなやさしいバラードが中心。ジャズ風に仕上げた「Twinkle Twinkle Little Star」が一筋の星のように煌めき、オリジナルの「Goodnight my Angel」が優しく眠りを誘う。このゾーンは、大人が夜に聴くのにもいい。

『Let’s Sing Together』は、2004年にCDとして発表されたが、内容としては時代性がなく、当初発表から18年経った2022年でも何ら違和感のない、英語に親しむ教材として良いコンテンツだと思う。歌っているのが早見優さんということで、もしかすると、この教材から彼女を知る人が今後出てくるかもしれない。

今回配信となったのは非常にいいタイミングだとわたしは思っている。子供だけでなく大人であっても、英語を耳になじませるのには、やはり英語の歌がちょうどいい。そこにぴったりフィットする教材だと思うのだ。

さあ、一緒に歌いましょう!
Let’s Sing Together!

デビュー40周年のアニバーサリー 早見優の魅力を大特集!

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2022.04.26
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