1976年から放送されていた音楽系クイズ番組『クイズ・ドレミファドン!』の人気企画だったイントロクイズ。
曲のアタマの冒頭部分を流して、その曲名を当てるという音楽系クイズでは定番となっているジャンルです。
今日はこのイントロクイズで、覚えれば誰でも正解することができる、曲アタマの一音が特徴的な80年代ヒット曲を3曲紹介します。
イントロクイズに興味がない人も、今回はサビではなくイントロに注目してみてください。
■作詞:売野雅勇
■作曲:吉実明宏
■編曲:新川博
■発売:1986年10月29日2017年に再ブレイクした「ダンシング・ヒーロー (Eat You Up)」(1985年)と並ぶ、荻野目洋子の代表曲です。彼女の10枚目のシングルで「ダンシング・ヒーロー」から約一年後に発売されました。
イントロはダンサブルなラテン調のリズム。歌いだしの歌詞「♪ You've broken my heart~」の後から響くベース音のグルーヴで思わず腰が動いてしまいます。
曲アタマ一音は、ラテン音楽によく使われるティンバレスという打楽器。陽気なサウンドの中、どこか哀愁を感じるこの曲のすべてが詰まっている特徴的な一音です。
■作詞:小室みつ子
■作曲:小室哲哉
■編曲:小室哲哉
■発売:1987年2月1日TM NETWORK の9枚目シングル。イントロは、サビのメロディをシンセサイザーのリフで繰り返しています。疾走感があり、これぞ80年代! これぞ小室哲哉! という音色で、聴いていてノスタルジーとワクワクする気持ちが融合していきます。
曲アタマ一音はシンセの鍵盤ドラム。「パンッ」という、弾けるような、とても特徴的な一音です。
■作詞:小椋佳
■作曲:小椋佳
■編曲:桜庭伸幸
■発売:1982年11月21日テレビタレントとしても活躍中の「下町の玉三郎」こと、大衆演劇一座の座長、梅沢富美男の「日本有線放送大賞・有線音楽賞」を受賞したデビューシングル。
曲アタマ一音は「カンッ」という拍子木の音。イントロは、艶のあるピアノやギターの音で「夢芝居」という舞台の世界観に引き込まれます。これから、まさに演劇の幕が上がる景色を感じることができる最高の一音です。
ところで、みなさんはイントロクイズを実際に体験したことはありますか?
もう間近に迫っておりますが、2018年7月25日(水)渋谷の東京カルチャーカルチャーで音楽評論家のスージー鈴木さんと一緒に
『80年代イントロ十番勝負 vol.2~Best Hit 80’s!』というイベントを開催します!
今回の曲紹介で、「イントロ」に興味を持って頂けたと思います。絶対、楽しいです! かなり盛り上がります! 是非一度、私たちと一緒にイントロクイズを体験して下さい。
好きな曲が出題されて、早押しボタンを押して正解するというあの感覚は、一度味わうと病み付きになりますよ!
2018.07.22