選曲の落とし所は、大抵、R&Bやフュージョン、AORの真ん中あたりにあった。グローヴァー・ワシントン・ジュニアの「Just The Two Of Us」はその代表格で、「クリスタルの恋人たち」というありえない邦題がつけられていたが、もちろん田中康夫氏の処女作「なんとなく、クリスタル」にちなんだものだ。
また、その田中氏が後に司会をすることになる情報番組「OH!エルくらぶ」のオープニングテーマに使われていたドナルド・フェイゲンの「I.G.Y.(What a Beautiful World)」も外せなかった。
この他にもドゥービー・ブラザーズ「ある愚か者の場合(What A Fool Believes)」、レイ・パーカー・ジュニア「ウーマン・ニーズ・ラブ」、クール・アンド・ザ・ギャング「ジョアンナ」とか、挙げだしたらキリがないな。。。
Joanna / Kool & The Gang 作詞・作曲:Claydes Smith, James Taylor, Kool & the Gang プロデュース:Jim Bonnefond, Ronald Bell, Kool & the Gang 発売:1983年12月17日
脚注: 「Just The Two Of Us」(81年5月2日2位) 「I.G.Y.(What a Beautiful World)」(82年11月27日 26位) 「What A Fool Believes」(79年4月14日1位) 「A Woman Needs Love(Just Like You Do)」(81年6月20日4位) 「Joanna」(84年2月11日2位) 2016.03.26