3月20日

あー、たまらん!アニタ・ベイカーの「スウィート・ラヴ」に一耳惚れ♡

24
4
 
 この日何の日? 
アニタ・ベイカーのアルバム「ラプチュア」が全米リリースされた月
この時あなたは
0歳
無料登録/ログインすると、この時あなたが何歳だったかを表示させる機能がお使いいただけます
▶ アーティスト一覧

 
 1986年のコラム 
ハワード・ジョーンズの儚いバラード「悲しき願い」尾崎豊へのレクイエム

大人の男をジョー・ジャクソンに学ぶ、かっこつけなくてもかっこいい!

ロックの殿堂入り! デペッシュ・モードの転換点「ブラック・セレブレーション」

岡村孝子とホンダ・トゥデイ ― 僕が愛した2人の「T」の物語。

山瀬まみ「メロンのためいき」松本隆とユーミンが描く世界を歌ったデビューシングル

斉藤由貴の圧倒的な表現力!愛と希望のあふれる名曲「悲しみよこんにちは」

もっとみる≫



photo:FANART.TV  

80年代活躍したR&B/ソウルのアーティスト、マイケル・ジャクソンやホィットニー・ヒューストンなどは本当に大ヒットしたのでよく耳にしました。しかしながらラジオやTVなどで頻繁に流れるので「アルバムまで買わなくていいや」と、当時アルバムを買って聴くということはありませんでした。

80年代にこのジャンルで初めてアルバムを買ったのは、アニタ・ベイカーのアルバム『ラプチュア』。シングルの「スウィート・ラヴ」に一目ぼれならぬ一耳ぼれしたのです。

なんとなくけだるそうなんだけど耳にまとわりつくようなヴォーカルの歌い出し。そして一気にパワフルに花火が打ちあがるようなサビ。

ドラマチックなメロディー展開なんだけど暑苦しくない、ライトなアレンジ。でも軽く聞き流せないアニタ・ベイカーの力強いヴォーカル。というふうに私にとっては初めて味わう感覚。そして気が付けば何度も聴きたくなるという不思議な中毒状態に。

アーバンとかメロウとかクワイエット・ストームなどという形容を知らなかった当時どう表現していいかわかりませんでしたが、とにかくアルバムを買いに走ったことは覚えてます。

アルバム『ラプチュア』は、魅力溢れる楽曲満載のいい作品で、瞬く間に愛聴盤となりました(私にとって「スウィート・ラヴ」を超える楽曲はありませんでしたが)。

チャートはシングル8位、アルバム11位止まりでしたが、グラミーは見事に2部門受賞しています。

ただ残念なのは、同じようなジャンルでこのアルバムのような雰囲気を持つ作品がなかなか見つからなかったことと、アニタ・ベイカーが寡作なことです(『ラプチュア』のあと3枚出した後、次作まで10年のブランクがありました)。

ですので、彼女が在籍していたグループ、チャプター8のアニタ不在時のアルバムまで購入することに(でもこの『フォーエヴァー』というアルバム、かなりいいんですよ)。

そんな「スウィート・ラヴ」、今聴いても全く色褪せることなく輝き続ける名曲です。哀愁漂うイントロがどこかで不意に流れてきたら、「あー、たまらん!」とか言って、腰砕けてガクッとなるの私だけではないはず!

2017.05.01
24

Anita Baker - Sweet Love from Berussa on Vimeo.

  vimeo /  Berussa


  YouTube / FanofGod4ever
 

Information
あなた
Re:mindボタンをクリックするとあなたのボイス(コメント)がサイト内でシェアされマイ年表に保存されます。


おすすめのボイス≫
1965年生まれ
マイケル上大岡
この声は媚薬です。
2017/05/04 00:46
3
返信
1966年生まれ
紀 和則
LP持ってます〜
2017/05/01 13:57
3
返信
1966年生まれ
鎌倉屋 武士
「あー、たまらん!」とか言って、腰砕けてガクッ!確かに!!!
ライヴの地声の方が好み。
2017/05/01 11:46
0
返信
カタリベ
1968年生まれ
DR.ENO
コラムリスト≫
37
1
9
8
7
ジョディ・ワトリー、来るべき R&B ブームの先陣を切ったポップアイコン
カタリベ / KARL南澤
23
1
9
8
4
クール&ザ・ギャング「ジョアンナ」サーファーディスコのクラシック
カタリベ / KARL南澤
31
1
9
8
6
コントロール、ジャネット・ジャクソンを自立させたジャム&ルイスの貢献
カタリベ / 中川 肇
23
1
9
8
7
YMOのビハインド・ザ・マスク、エリック・クラプトンが何故?
カタリベ / 鎌倉屋 武士
331
1
9
8
8
菊池桃子がロックバンド? ラ・ムーの名盤「Thanks Giving」を聴いて!
カタリベ / 臼井 孝
55
1
9
8
5
80年代洋楽にビジネスを学ぶ:ビートルズの著作権をマイケル・ジャクソンが買収? ②
カタリベ / 中川 肇