10月20日

80年代に生まれた自由を象徴する名曲「ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー」

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平和への思い、多くの人々に歌われる希望の歌


最近、新型コロナウィルス関連以外でも、落ち着かないニュースが増えてきましたね。香港でのデモ、アメリカのジョージ・フロイドさんの死を発端に世界中に広がったデモ…。人々の、等しく自由と平和を求めたうねりが大きくなってきていますね。

平和への思いといえば、マンチェスター・アリーナの爆発事件から3年が経ちましたね。2017年5月22日、アリアナ・グランデのコンサートから帰途につこうとした多数の観客の尊い命が犠牲となりました。コンサートが終わって、幸せ感に浸った時間が狙われるなんて… 本当に痛ましい事件でした。

その後もロンドンで同じような襲撃事件が続き、イギリス全土が不安や怒りの感情に包まれました。そんな中、希望のアンセムとして、オアシスの「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」が多くの人々に歌われています。この曲が合唱されるたびに、希望を持って未来を迎えようとする人たちの、そして暴力に負けない人たちの心の強さが感じられて胸が熱くなりますよね。

チャリティーコンサート「ワン・ラヴ・マンチェスター」


このマンチェスターでの事件の後、2017年6月4日にアリアナ・グランデの呼びかけで犠牲になった方のためのチャリティーコンサート『ワン・ラヴ・マンチェスター』(※1)が行われました。

このコンサートで、アリアナ・グランデは親友のマイリー・サイラスと、クラウデッド・ハウスの「ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー」(※2)を歌ってます。この歌から、暴力には屈しない!という彼女のメッセージが伝わってきます。

クラウデッド・ハウスはオーストラリアのメルボルンで結成されたバンドで、「ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー」は、1986年のデビューアルバム『クラウデッド・ハウス』からのヒット曲です。シンプルなギターのイントロで始まる、綺麗なメロディーの曲で、そのMVは、ちょっとだけドリフっぽいアパートコント… なんて思ってましたが、今見ると、流れるような映像がとても美しく感じられます。

アリアナ・グランデとマイリー・サイラスが歌い継ぐクラウデッド・ハウス


「ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー」のポイントは、なんといっても1度聴いたら忘れられないこのサビですよね。

 Hey now, hey now
 Don't dream it's over
 Hey now, hey now
 When the world comes in
 They come, they come
 To build a wall between us
 We know they won't win

色々な解釈があると思いますが、私はいつもこの部分を「自由を勝ち取ることを諦めないで」って解釈してます。それは、人種かもしれないし、セクシャル・マイノリティ的なことかもしれない。ただ残念ですが、今はまだ私たちの周りには色々な壁がたくさんあります。でも、諦めたら全ておしまいですもんね。そんなわけで、私はちょっとした挫折があった時にこの曲を聴き、そして救われたりしました。

この曲は、マイリー・サイラスが立ち上げたホームレスとLGBTの若者たちを支援するチャリティ団体が企画するセッションでもアリアナ・グランデとマイリー・サイラスによって歌われてます。もう「自由を象徴する曲といえば…」の1曲になってますよね。

ところで、クラウデッド・ハウスですが、現在も活動中です。彼らのホームページを見てみたら、コロナ禍におけるステイ・アット・ホームの中、ホームライブ的な映像をアップしてました!ホームページのトップページから観ることができるので、皆さんも是非ご覧になってみてください。それにしても、ヴォーカルのニール・フィン、ぜんっぜん変わってなくてニヤニヤしちゃう私がいました。


編集部より:
本文中にあります「ワン・ラヴ・マンチェスター」「ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー」につきましては、カタリベ宮井章裕さんのコラム『ワン・ラヴ・マンチェスター 音楽は憎しみを越える。必ず越えられる。』、そして、KARL南澤さんのコラム『イマジンにも匹敵!クラウデッド・ハウスが80年代に刻んだ永遠のナンバー』でも紹介されています。こちらも是非ご覧ください


2020.06.15
22
  YouTube / CrowdedHouse


  YouTube / BBC Music
 

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