5月25日

松岡直也「夏の旅」疾走感あふれる真夏のドライブチューン!

39
0
 
 この日何の日? 
松岡直也のアルバム「夏の旅」がリリースされた日
この時あなたは
0歳
無料登録/ログインすると、この時あなたが何歳だったかを表示させる機能がお使いいただけます
▶ アーティスト一覧

 
 1984年のコラム 
レベッカと一触即発? バンドマン同士の喧嘩が絶えなかった80年代

リマールの抜けたカジャグーグー、私は断然ニック・ベッグス派♡

田原俊彦「騎士道」阿久悠が引き出した硬派な魅力〜アイドルから大人の男へ

歴史の if を考える ― 音楽業界が自ら「貸レコード」に取り組んでいたら? ②

ヒットしたのかしないのか!?「スタレビ」は奇蹟のライブキング!vol.3

土曜の夜は「ウィークエンダー」エロい再現フィルムに凍りつく茶の間

もっとみる≫




海に行こう! 松岡直也のドライブミュージック「夏の旅」


皆様におかれましては、様々な行動制限が課されていることかと存じますがいかがお過ごしでしょうか。今年の夏は例年にも増して酷暑の声も高く、蝉の元気な鳴き声が否が応にも夏の気分を盛り上げてくれてしまいます。今回はそんな季節、私の脳内を駆け巡るザ・ドライブチューンである松岡直也さんの『夏の旅』を紹介させていただきたいと思います。

まずはアルバム『夏の旅』をご用意いただき、A面の3曲目、アルバムのタイトル曲「夏の旅」に針をおとしたいと思います。するとどうでしょう。重たいドラムのビートに合わせて斉藤英夫と今泉洋がギターを奏で始めます。そこで何かを予感したその刹那に高橋ゲタ夫のベースがドライブをかけ、そのままピアノ、キーボードが重層的に重なり合っていく中でいつしかテンポもアップビートに変わり、まるで一般道から高速道路へ入っていくような疾走感を与えてくれるのです。

音に身を任せていくその間に、気分はもう知らない街へとひた走っていくのであります。その行く先は静かな山なのでしょうか。ここはやはり、ミスター・ドライブミュージックである松岡先生に敬意を表して海に行こうではありませんか。車をパーキングに止めたら、さっそく綺麗な色のカクテルを… いやいや、ここはやはりビールでグイッ! といってみたいですね。そこで喉をうるおし、高まったテンションを沈めてから心に響くカクテルに移りたいものです。

8ビートながら熱いパッション、まさにラテンミュージックの系譜!


ご存じの方も多いかとは思いますが、松岡直也は中森明菜に「ミ・アモーレ」を楽曲提供するなど、ラテンの巨匠であることの方が知られていると思います。この曲はシンプルな8ビートの曲ではありますが、その熱いパッションやドライブ感はラテンミュージックの系譜を継ぐものであります。

私とこの曲との出会いは1984年の7月に遡ります。よみうりランドのEASTという野外ステージで繰り広げられたライブ会場に私はいたのです。そこで奏でられたこの曲に私は魅了されたのですが、その時は残念ながら Shazam もネットも無く、そのライブがラジオで放送されるようなこともありませんでした。なかなかレコードやCDの音源に巡りあうこともなく、ライブの音だけが記憶の片隅を支配し続けているという時間を長いこと過ごしていましたが、脳内再生を繰り返していたおかげで、このアルバム『夏の旅』に会った時の感慨もひとしおでございました。

アルバムには名曲がギッシリ、まさに夏のヘビーローテーション!


その後は、夏になるとヘビーローテーションされるアルバムのひとつとなりました。昨今はサブスクリプションという便利なものもございまして、そちらでもこのアルバムと出会うことができます。皆さまも是非このアルバム、夏が終わる前にご一聴いただきたいと思うのであります。

冒頭にも申し上げましたが、この夏は遠くに行くこともままならず、気分が今ひとつ夏に向かえない… と御嘆きの方もいらっしゃるかと存じますが、そんな時こそ音楽とお酒の力を存分に借りてドップリと夏気分に浸ろうではありませんか。

ところでこのアルバム、この曲のほかにも夏を彩る名曲の数々が収められております。是非隅から隅までお楽しみいただければと思います。タイトルも、「日傘の貴婦人」からはじまって「Uターン」で終わるなんてステキでしょ? それではワタクシはこの辺でグイッと一杯いかせていただきます。もちろんBGMは「夏の旅」で、ね。

2020.08.21
39
  YouTube / Naoya Matsuoka
 

Information
あなた
Re:mindボタンをクリックするとあなたのボイス(コメント)がサイト内でシェアされマイ年表に保存されます。
カタリベ
1966年生まれ
KZM-X
コラムリスト≫
15
1
9
8
6
一度聴いたら耳から離れないピアノ、ブルース・ホーンズビーの真骨頂!
カタリベ / DR.ENO
42
1
9
8
4
ジャンボ鶴田と藤波辰巳はどちらが強いのか?「1・2の三四郎」でも大激論!
カタリベ / 小山 眞史
75
1
9
8
6
わたせせいぞう、大衆と真正面から向き合った時代の表現者
カタリベ / @0onos
46
1
9
7
9
ヒット曲の料理人 萩田光雄、アレンジャーの功績はもっともっと評価されていい
カタリベ / 鈴木 啓之
17
1
9
8
1
門あさ美と米津玄師に共通する “小節のアタマを見失う問題” を徹底分析
カタリベ / ミチュルル©︎たかはしみさお
35
1
9
9
0
平成 J-POP 幕開けイントロ、四六時中ずっと聴きたいサザン「真夏の果実」
カタリベ / 藤田 太郎