本名「ロデリック・デイヴィッド・スチュワート」、後にロッド・スチュワートと呼ばれる彼は、1945年1月10日生まれだから今年で71歳だ。ロッド・スチュワートが71歳になったという現実を受け入れると、自分も50歳なったことを認めざるえないわけで、困ったもんだ、彼を聴きまくっていたあの頃と精神年齢は全然変わってないのに・・・。
1981年にMTVが開局して、曲(メロディ)と一緒に映像(プロモーションビデオ:以下PV)を見ることが当たり前になったわけだけど、何度も観てるうちに飽きてしまう曲って結構あったよね。曲だけなら飽きることないんだけど、PVはもういいです、って。その点、何故かロッド・スチュワートのPVは何度観ても飽きなかったことを覚えている。どうしてだろうと、YouTubeで当時のPVを見直してみるとなんとなく理由がわかった。彼が1978年にリリースしたアルバムタイトル「スーパースターはブロンドがお好き」をそのままに、ブロンド美女がいっぱい出てくるんだね。そして大体みんなで踊ってる。そう、要は単純で楽しいんだ。
僕がロッド・スチュワートに夢中になったのは1981年、高校1年生の時だ。11月に発売された彼の11枚目のスタジオアルバム「トゥナイト・アイム・ユアーズ」に収録されたアルバムタイトル曲「トゥナイト・アイム・ユアーズ」と「燃えろ青春(Young Turks)」の2曲で、すっかり彼のハスキーボイスの虜になってしまった。もちろん’70年代の彼の名曲「セイリング」や「アイム・セクシー」も好きだけど、僕は’80年代のロッド・スチュワートの方が明るく突き抜けていて好きだ。MTVでガンガン流れていたPVの影響も大きいかもしれない。
アルバム「トゥナイト・アイム・ユアーズ」はこれまでに全世界で1,000万枚以上のレコードセールスを達成しているモンスターアルバム。僕が初めて買った彼のアルバムだ。以来彼の動向を追い続けて来たわけだけど、「ザ・グレート・アメリカン・ソングブック」シリーズでの世界的ヒットや、68歳で発売したアルバム「タイム」が英ヒットチャートで初登場1位になるなど、今なお現役なのに頭が下がる思いです。古希になった彼が、ハリウッドにあるキャピトル・レコード本社屋上でジャムセッションするPVを見たけど、これが鳥肌が立つほどカッコいい。これからも頑張ってくれ〜ロッド・スチュワート!
2016.05.21
YouTube / RHINO
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