パンツのシワの書き込みにかけては日本一どころか世界一の桂正和先生の連載デビュー作『ウイングマン』。特撮マニアの先生の趣味が丸出しの作風で、大好きな作品だ。
アニメでは主題歌『異次元ストーリー』よりもエンディングの『Wing Love』の方が印象深い。主人公・健太が「チェイング(変身)」し、ウイングマンになってポーズを決めまくるだけの映像に重なる高音で澄んだ切なげな声。なんか、『みゆき』のエンディングでもあったH2Oの『想い出がいっぱい』が被るんですよ。80年代アニメのエンディングのどこか切なく、甘酸っぱい感じっていいよね…。
登場する女性キャラもカワイ子ちゃん揃い(80年代風)。ミクちゃんよりはアオイさんの方がいいよなぁ。でもアオイさんはポドリムス人だから、素顔がわからんし。やっぱ、モモコちゃんだなぁ、とちょっと考えてみたりして、直後に自己嫌悪に陥いったのもイイ思い出。アニメでは、声がなんだか色っぽいアオイさんが一歩リードか?しかし、アオイさんが健太のことを「ケン坊」って呼んだり、「パータレ」って怒ったりするのも80年代だなぁ…。ミクちゃんのぶりっ子ブリや髪型なんかも、この時代でしかありえないかも。
感動的な最終回は、ジャンプ漫画の中でも屈指の名シーン。今、思い出しても鳥肌モノ。アニメでもやって欲しかったなぁ。
Wing Love / 山中のりまさ
作詞:竜真知子
作曲:林哲司
編曲:奥慶一
発売:1984年(昭和59年)2月21日
主題歌「異次元ストーリー」のC/W
2016.05.29
YouTube / NEOHIEN2
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