2020年 11月27日

80年代は洋楽黄金時代、ネットはなかったけど音楽は今よりずっと身近にあった

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タワレコ選曲によるコンピレーションアルバム「ROCK ON-80’s Edition」がリリースされた日
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1980年代、あなたはどこで何をしていましたか?


今から30年以上前。街には音楽が溢れ、人々のライフスタイルの中で音楽が欠かせない存在だった80年代。あなたはどこで何をしていましたか?

1981年8月に海の向こうアメリカでMTVが開局し、洋楽が私たちのグッと身近に迫ってきました。アメリカのヒットチャートが映像と共にダイレクトに届き、それまでマニアックな印象の強かった洋楽カルチャーがポップに花開いていきました。

同時期、ハリウッドで制作される映画には、それぞれのクライマックと同様、今も私たちの耳の奥に残るキャッチーなテーマソングがありました。サブスクリプションもインターネットもなかった時代… でも今よりずっと音楽は私たちの身近にありました。

映画館で、ディスコで、プールバーで、時には洒落たレストランで、夕日が沈む海沿いを走らせる車のカーステレオから流れる音楽は豊かになったライフスタイルに彩りを添えるのに欠かせない役割を果たしていました。

タワーレコード選曲のコンピレーション「ROCK ON-80’s Edition」


今、自分の人生を振り返り、80年代という大きな地図を広げ、思い出というひとつひとつのピースを組み合わせていくのであれば、このコンピレーションアルバムはあなたにとって欠かせないパートナーになるでしょう。

11月27日にソニーミュージックレーベルズよりリリースされた『ROCK ON-80’s Edition』は、当時劇場で大ヒットしたハリウッド映画をイメージした、タワレコ選曲による定番ロック/ポップスのコンピレーションです。

当時の世相を彩った名作、『トップガン』や『フットルース』、そして『ロッキー3』…今よりまだ少し遠いイメージがあったアメリカへの憧れをスクリーンで堪能した後、当時まだ珍しかった輸入盤専門店、タワーレコードへ足を向けた人も少なくないはず。

当時黄色に赤色のロゴが入ったレコード袋は、おしゃれのステイタスでもありました。1981年にオープンした渋谷宇田川町のアナログレコードがひしめき合った倉庫のようなタワーレコード。シュリンクを開けた時のヴァイナル盤の香りが充満した店内。この香りに僕らは心酔していました。ここで映画のサウンドトラックや、『ベストヒットUSA』で紹介されたアーティストの新譜を選び、数枚を抱えてレジカウンターに向かうときのワクワク感は80年代を象徴する心象風景ではないでしょうか。

このコンピレーションアルバムは、そんなアメリカへの憧れと、音楽への飽くなき探究心が日常を満たしていた日々をギュッと凝縮した、ハッピーかつ躍動感のあるビートが全18曲収録しています。当時を振り返り、懐かしさの向こうに見える明日への活力を約束してくれるものとなるでしょう。

決して懐メロじゃない! 80年代の日常を彩った名曲の数々


戦闘機のテイクオフする時の轟音が頭の中で渦巻く映画『トップガン』の主題歌でケニー・ロギンスの歌う「デンジャー・ゾーン」から始まり、『フットルース』の挿入歌、ボニー・タイラーの「ヒーロー」、勇者シルベスター・スタローンの雄叫びが聞こえてくるような『ロッキー3』のテーマ曲「アイ・オブ・ザ・タイガー」といった、映画館のスクリーンを飛び越え、私たちの日常の中に染み込んでいったメガヒットがテンポよくセレクトされています。

また、タイムトラベルをテーマに制作、80年代というキラキラした時代の幕開けを示唆するようなエレクトリック・ライト・オーケストラの「トワイライト」。そしてアメリカンドリームを体現し、豊かな時代への光明を見せてくれた映画『アメリカン・ジゴロ』の主題歌であり、ニューヨークパンクシーンの歌姫デボラ・ハリー擁するブロンディ「コール・ミー」等々、アーリー80’sを牽引し、時代の景色が変わる瞬間を切り取った名曲の数々もあります。

他にも、ミッド80’sの革命児、アディダスのスーパースターのジャージスタイルで音楽業界に一石を投じ、全ての常識を覆したRun D.M.Cがエアロスミスをカヴァーした「ウォーク・ディス・ウェイ」までリストアップされ、80年代という時代の流れを音楽で俯瞰することができるでしょう。

そして、ハードロックテイストの楽曲も80年代の彩りには欠かせません。ジャーニーの「セパレート・ウェイズ」や、フィリップ・ベイリー&フィル・コリンズの「イージー・ラバー」、ヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン」…まさに時代のビートが街に流れていたあの頃、私たちのこの名曲たちのように時代を謳歌しようという希望に満ち溢れていました。

『ROCK ON-80’s Edition』に収録されている全18曲のパワフルな8ビートの数々は「あの頃はよかった」という郷愁を超えて、80年代という地図が私たちの人生に深く関わり、そこで手にした宝物の数々は、今を生きる指針になっています。

80年代、あなたはどこで何をしていましたか? 今こそ、このコンピレーションを聴き、当時を見つめ直してみてはいかがでしょうか。あなたの青春のページごとに彩りを添えた音楽たち。それらは、決して懐メロにならず、あなたの心の奥底で当時と寸分も変わらない輝きを放っているはずです。

2020.12.06
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  YouTube / TOWER RECORDS / タワーレコード
 

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カタリベ
1968年生まれ
本田隆
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