3月21日
大滝詠一のロンバケを強烈に記憶に刻んだ大学時代の怠惰な夏休み
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photo:TISTORY  

大学3年生の夏休み、男も女もひっくるめて仲のいいクラスメイト10人くらいと、伊豆でプール付きの貸し別荘を借りて数日を過ごしたことがある。

何をしていたのかほとんど記憶に残っていないから、たぶん食料の買い物以外どこにもでかけず、ただ飲んで食ってプールサイドで寝そべっていただけなのだろう。それ以降、プール付きの貸し別荘など使ったこともないから、今思えば優雅な大学生活だったに違いない。まだバブルは始まってもいなかったが、ある意味、バブル期の名コピー「くうねるあそぶ」よりも悠長に、「くうねるのんだくれる」くらいのことしかしていなかったのだ、きっと。

でも、その曖昧な記憶のなか、はっきりと覚えていることがひとつだけある。

別荘に集まった友だちのなかに、八重歯がかわいくて笑うとちょっと松田聖子に似てる女子がいて、プールサイドで缶ビールを飲みながらぼくは彼女と話してた。友だちという以上の好意をぼくは持っていたから、きっと多少はときめいていたはずだが、何を話してたかは覚えていない。

もちろん口説いていたわけでもない。ただ、その「時間」がしあわせだったことを覚えているのだ。誰かが持ってきたラジカセから大滝詠一の「スピーチ・バルーン」が聴こえてた。

ぼくらの間では『A LONG VACATION』の人気は凄まじかった。一瞬で空気がきらめくサウンドの素晴らしさはもちろん、松本隆さんの詞も、ジャケットに使われた永井博さんのイラストも、大滝詠一さんのボーカルも、その頃のぼくらのどこかドリーミーな気分にジャストフィットしたのだ。

ぼくのなかでは、その伊豆の記憶のテーマソングのようになっている「スピーチ・バルーン」が実は切ない歌だということも、当時はそんなにわかっていなかったかもしれない。

2016.04.02
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  YouTube / kame3ch 2
 

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Re:minder
Niagara Y.さん、あつさのせいですね。朝寝坊せずにウララカな日々をお過ごしください。
2016/07/01 16:16
1
返信
1994年生まれ
Niagara Y.
今、大学3年生の自分は、びんぼうひまなし 全然スカっとしないんだ
2016/06/30 23:42
2
返信
1959年生まれ
藤本 真
マイさん、スピーチ・バルーンって漫画の吹き出しのことなんですよね。ぼくもこの歌の詩の内容を改めて読んだ時、知りました。でも、スピーチ・バルーンって響きには、なんだかロマンチックなニュアンスがありますよね。
2016/04/03 18:48
2
返信
1959年生まれ
藤本 真
みなみちゃんさん、マイナス15歳(笑)。時を経て、出会っていただき、ありがとうございました!
2016/04/03 18:42
1
返信
1996年生まれ
みなみ
この時わたしはマイナス15歳ですって w
別荘は借りないしお酒も飲まないけど、似たような感じかも。
2016/04/03 00:14
1
返信


カタリベ
1959年生まれ
藤本真
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