今年も夏がやって来る。夏といえば、僕の世代(1965年生まれ)の多くの人は、大滝詠一『A LONG VACATION』のジャケットに描かれた永井博のイラストみたいなイメージを思い浮かべるのかもしれない。だが、あいにく僕の夏に対するイメージは全く違っている。何故かというと、自分の住んでいる東京は(日本の中では大したことないが)やたらと雨が降るからだ。
【第9位】クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル「雨を見たかい」(Have You Ever Seen The Rain)1970年 1970年にリリースされた6作目のアルバム『ペンデュラム』に収録。この曲は長らくベトナム反戦歌と言われていたが、本当はバンドが商業的な成功を収める中で解散寸前の状況だったことを、天気雨(日が照っているのに雨が降っている状態)に例えたのだそうだ。実際、楽曲のほとんどを作曲して何でもこなすジョン・フォガティに権力と注目が集中したことでメンバー仲がぎくしゃくし、1972年にあっけなく解散した。
【第8位】カーペンターズ「雨の日と月曜日は」(Rainy Days And Mondays)1971年 1971年リリースの3作目のアルバム『カーペンターズ』に収録。前年にカバーヒットさせた「愛のプレリュード」(We've Only Just Begun)と同じ、ポール・ウィリアムスとロジャー・ニコルスによる作詞作曲で、元々はフィフス・ディメンションのために書かれたのに採用されなかったらしい。それにしても “雨の日と月曜日はいつも気が滅入る” というのは、半世紀以上経った今も共感できる名フレーズだと思う。
【第4位】ガービッジ「オンリー・ハッピー(Only Happy When It Rains)1995年 ニルヴァーナやスマッシング・パンプキンズのプロデュースで知られるブッチ・ヴィグを中心に、スコットランドはエディンバラ出身の紅一点ボーカリスト、シャーリー・マンソンを迎え入れてニューヨークで結成。この曲は、1995年にリリースされて全世界で500万枚以上のセールスを記録したデビューアルバム『G(Garbage)』に収録されている。“雨が降っている時だけが幸せ” という中二病感のある歌詞は、刺さる人には刺さりそう。