そこで彼らはファーストアルバムのサウンドを刷新、ブルージーかつ古き良き70sのハードロックっぽいサウンドでセカンドアルバム『ショット・イン・ザ・ダーク』を発表します(スペンサー・デイヴィス・グループの「愛しておくれ(Gimme Some Lovin')」のカヴァー収録)。これがなかなかいいリアクションを得、またもやメジャーを勝ち取ることになります。
続くサードアルバム『ワンス・ビトゥン』からは、「ロック・ミー」というシングルヒットも生まれます。7分以上の尺で後半に盛り上がる「天国への階段(Stairway to Heaven)」さながらの同曲の12インチシングルにはツェッペリンの「移民の歌(Immigrant Song)」、「ロックン・ロール (Rock and Roll)」のカヴァーも含まれ、ツェッペリンフォロワーとしての片りんが本格的になってきます。