8月15日

レッド・ツェッペリンの最期、最強のロックバンドにしては寂しすぎ?

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レッド・ツェッペリンのアルバム「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」がリリースされた日
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photo:FANART.TV  

以前、僕はRe:minderの中で、音楽・TV番組・映画など様々なエンターテインメントをランキング形式で発表する『WatchMojo.com』を取り上げたことがあったが、先日このサイトをチェックしていて、あることに気づいた。

Top 10 Classic Rock Bands

Top 10 Coolest Rock Vocal-Guitar Duos

Top 10 Rock Drummers

Top 10 Frontmen in Rock

Top 10 Band Guitarists

Top 10 Most Important Albums in Hard Rock

Top 10 Slow Dance Songs

Top 10 Iconic Rock Songs

これら全てのランキングにおいて、ある1つのバンド、あるいはそのメンバーや作品がNo.1になっていたのである。

そう、レッド・ツェッペリンだ。

これを見つけた僕は、1970~80年代にNHK-FMで渋谷陽一がDJを務めていた『サウンドストリート』と『私の選ぶロック大賞』を思い出して何だか嬉しくなった。この2つの番組では、ランキング企画をやると、何でもかんでもレッド・ツェッペリンが1位になっていたからだ。

これは、レッド・ツェッペリンの盲目的なファンであると自他共に認められている彼だからこそのなせる業で、それはそれで1つのギャグのようなものだったが、だからと言って全く公平性を欠いていたかと言うと、必ずしもそうではない。

このバンドは68年にデビューして80年に解散したが、その間に発表されたスタジオアルバムはたったの8枚。だが、そのうちの7枚が全英No.1、6枚が全米No.1に輝き、米国の音楽誌『ローリングストーン』は5枚のアルバムを「500 Greatest Albums」に選んだ。

しかし、そんな偉大なバンドも、その最期は少々寂しかった。80年9月24日にジョン・ボーナム(ドラム)が事故死し、12月4日に解散を表明したので、結果的に79年リリースの『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』がラストアルバムになったのだが、これが当時酷評されていたのだ。

前作『プレゼンス』からの3年半のブランクの間にパンクムーブメントが発生したことで、世界中の音楽メディアの評価が一変。レッド・ツェッペリンはオールドウェーブの代表格として、否定されるまでになってしまっていた。

一方で、ファンの多くは、サウンドが全く「らしくなかった」ことに大いに落胆した。ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース&キーボード)を中心に制作された本作では、ギター以上にピアノやシンセサイザー(ヤマハのGX-1)が前面に押し出されていたからだ。

しかし、40年近く経った今では、本作に対する評価も「ハードロックっぽさに欠けた駄作」から「バラエティ豊かな野心作」に少なからず変わって来た気がする。

サンバのリズムを採り入れ、米国でシングルカットされた「フール・イン・ザ・レイン」も、「らしくない」曲の典型だったが、最近は世界中のドラマーがこの曲にチャレンジしており、動画や教則ビデオの類が、YouTube上に無数にアップロードされている。


アルバム
■Presence
76年4月24日 全英1位
76年5月1日 全米1位

■In Through The Out Door
79年9月8日 全英1位
79年9月15日 全米1位

シングル
■Fool In The Rain
80年2月16日 全米21位

2017.11.17
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  YouTube / ledzeppelin


  YouTube / ledzeppelin


  YouTube / WatchMojo.com
 

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カタリベ
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