2026年 6月17日

田原俊彦【最新インタビュー 後編】パーティーはこれからだ!50周年へと走るKING OF IDOL

102
0
 
 この日何の日? 
田原俊彦のシングル「ナニコレ最高!!!」発売日
この時あなたは
0歳
無料登録/ログインすると、この時あなたが何歳だったかを表示させる機能がお使いいただけます
▶ アーティスト一覧

 
 2026年のコラム 
音楽の新しい楽しみ方「昭和レトロ 歌謡秘宝館」ジャケ買い感覚で未知の名曲を見つけよう!

ゴダイゴ50周年【最新ライブレポート】名曲とともに歩んだ半世紀、その先へと続く音楽の旅

マイケルの弟でありジャネットの兄!ランディ・ジャクソンが妹の来日公演と音楽観を語る

今では歌えない!「昭和レトロ 歌謡秘宝館」女はバカ、昆虫ブルース… 禁断の衝撃タイトル

デビュー45周年!THE MODS「REVOLVER 45」絶望の淵から鳴り響く不退転のロックンロール

田原俊彦【最新インタビュー 前編】82枚目のシングル「ナニコレ最高!!!」と65歳の現在地

もっとみる≫




田原俊彦インタビュー前篇では、配信で1位を獲得した82枚目のシングル「ナニコレ最高!!!」の制作背景、シングルを出し続ける理由、ライブでの楽曲の見せ方を訊いた。この後篇では、65歳を迎えた田原俊彦のコンディション作りの秘密に迫る。さらに、イオンシネマでの東京国際フォーラム公演ライブ映像上映、NHKホール公演を含む全国ツアー『DANCE with KING of IDOL 2026 〜パーティーはこれからだ!〜』を控える現在地についても語ってもらった。50周年も視野に入る今、田原俊彦はなぜ、ステージで走り続けられるのか?サービス精神旺盛な “KING OF IDOL” のトークが炸裂する。

還暦ライブから5年、古希も見えてきた


── 今年で田原さんは65歳。2021年に東京国際フォーラムで行われた還暦ライブは、つい昨日のような気もします。

田原俊彦(以下:田原):あれが5年前… 不思議だよね。小学校の6年間はあんなに長かったのに。もっといえば、中学高校の1時間の授業がどれだけ長く感じたか。それが、今はもうあっという間に時間が飛んでいきますからね。毎年、シングルをリリースする時は、いつも1年の半分が終わっているわけでしょ。5年後の古希なんて、あっという間に来ちゃうんだろうなと思いますよ。

── そのときも、田原さんは今と同じようにステージにあがっているでしょうね。

田原:だって、沢田研二さんも、永ちゃんも、郷ひろみさんも、松山千春さんも、先輩たちがみんなやっているからね。やめられないですね、本当に!

なにもやってない、は本当なのか?


── 田原さんは、いろいろな取材を受けるたびに、 “どんなトレーニングをやっているんですか?” と質問されて “なにもやってない” と答えていますよね。あれは、本当なんですか?

田原:してない。本当になにもやってないんだから! ジムなんて行かないし。

── でも、スリムな体型とあれだけのパフォーマンスを維持できるということは、少なくとも食事にはかなり気を遣っているのではないですか? 朝はスムージーを飲んで、普段は鶏のささ身とブロッコリーしか食べないとか。

田原:ないない。だって、毎日ケーキを食べられるし、夏なんかいつもアイスクリーム食べてるし。夜中の変な時間に食べたりとか平気でしてんのよ。昨日も食べたし(笑)。ただね、食事は量を食べないんですよ。胃袋が小さいのか小食なんです。摂取カロリーが少ないから太らないのかも。お酒もビールを1杯飲む程度だし。多分ね、僕はお酒が弱いから今もこうやっていけるんだと思います。お酒って飲みすぎると、筋肉にもマイナスだと聞きますし。

── そこは大きいかもしれませんね。本当は運動もしていますよね? ジムワークはやらないにしても、ジョギングをしているとか……。

田原:犬の散歩とウォーキングはしていますね。雨の日もベランダを歩いています。

── ベランダを?

田原:ウチのベランダ、そんなに広いわけじゃないんだけど、端から端までを何百往復もしてね。僕は歩くことに意地になってる。(スマホを取り出し、歩数計アプリを見せて)ホラ! 2025年は1日平均1万2,000歩で、今年も今のところ1万3,000歩。距離にしたら1日8kmぐらいかな。今年は毎日9km歩いていますよ。忙しくて外を歩けない日も、1万歩を切らないようにしてるんですよ。

── ちょっと待ってください! 1万歩ってなかなか毎日は歩けないですよ。

田原:それにプラスして、レッスンやリハーサル、ステージもある。ワンステージで多分1万歩は超えるんじゃないかな。でも、ステージの時はスマホをポケットに入れないですから、実際の1日平均はもっといっているはずですね。歩くことは、膝に大きな負荷をかけずにエネルギーを消費できるみたいで。股関節が緩むし、しんどくないし。だから、移動でタクシーに乗りたいなと思うときも歩くしね。スタジオに行っても、エレベーターを使わずに階段で上るようにしています。

── むしろ、かなり運動をやっている方じゃないですか。

田原:でも、特別なことはしてないからね。歩くだけ。あとはストレッチね。コンサートツアー、ディナーショー、営業もふくめて、年に40本ぐらいステージがあるわけですよ。そのときは、必ずステージの前には1人でヨガマットを敷いて、ストレッチを30分間みっちりやるんです。怪我をしないために、筋を伸ばして、関節を緩めて、黙々とね。それから、ステージが始まる5分前に腕立て伏せを50回やってパンプアップして出るっていうルーティンが決まっています。



毎日、田原俊彦をやっている


── 現役を続けるために、体のケアだけじゃなくて、メンタルや感性など、内面の部分を磨くこともなさっているんでしょうね。

田原:それはね、毎日、田原俊彦をやっているんで。無意識のうちに自分でコントロールできているんじゃないかと思います。新しいものをインプットすることも大事なので、YouTubeも本当によく見るし。僕はスポーツ…… 特に野球が好きだから、オススメで流れてくるものはスポーツになりがちなんだけど、音楽やダンスも最先端のものはチェックしています。映画もシネコンに観に行きますね。

── 今度、マイケル・ジャクソンの伝記映画『Michael / マイケル』が公開されますね。

田原:この前『プラダを着た悪魔2』を観に行ったんだけど、その予告編が流れていましたね。必ず観に行こうと思います。映画といえば、今度、イオンシネマで東京国際フォーラムでのライブ映像を上映するんですよ。まずは首都圏でやって、そのうち地方でもやる予定です。でっかい映画館のスクリーンで観るライブ映像は迫力があるんじゃないですかね。音もいいですし。映像もAIで全部リマスタリングしていますから。

── 映画館の大スクリーンで田原さんが躍動する姿が観られるのは、『課長 島耕作』(1992年)…… いや、『必殺始末人』(1997年)以来でしょうか。

田原:ハハハハハ。そうかも。シネコンで、マイケルの映画のポスターの横に、僕のポスターが貼ってあったらしいですね。でも、お客さんが10人ぐらいしか入らなかったらみっともないので、しっかり、宣伝してください(笑)

── 大きな画面でライブをもう1回見直す、しかもファン仲間と共有できるというのは、新しいイベントとして定着するんじゃないですか。それに、シネコンに行ったら、田原さんが隣の席にいるかもしれないですね。

田原:それはないから(笑)。自分の過去のライブ映像って、見るとつらいから。自分で見ると粗ばかり探しちゃうのよ。 もっとこうすりゃいいだろ、とか、ダメ出しばかりだから。

── それは残念です。ご自身のライブ映像はご覧にならないとのことですが、ファンの方たちが、SNSでライブやテレビ出演について意見や感想をアップしているのをチェックする…… いわゆる、エゴサーチをすることはありますか?

田原:するする。全然しますよ。X(旧:Twitter)なんかで、みんながどんな反応をしているかは普通に見ますよ。悪口も全部見ます。僕はメンタルが強いから。ハハハハハハ。

50周年に向けたポジティブなメッセージ


── さて、ニューシングル「ナニコレ最高!!!」のCDリリースを経て、今年も7月から全国ツアー『DANCE with KING of IDOL 2026〜パーティーはこれからだ!〜』が始まります。今回は2019年の40周年ライブ以来、久しぶりにNHKホール公演がありますね。

田原:今年は秋分の日ですね。『レッツゴーヤング』の収録会場で、僕の最初の一歩のステージなんで、ファンの方も特別な思いを持ってくれているみたいですね。あそこはステージが広いし、奥行きもあるんで、やりたいことをやりやすいんです。音響もいいしね。お客さんも見やすい会場ですよね。

── ツアーは7月23日の川口から、11月14日の熊本まで、全18公演の長丁場ですね。

田原:年に3回しかできなかった頃に比べたら、随分いい感じになってきたなと。ホールもデカくなってね。ここ5年で目に見えて男性客が増えているのがわかるので、それは嬉しいですね。

── 去年のツアーでもそうでしたが、会場で男子トイレに行くと実感します。行列ができますから。

田原:ハハハハハ。ステージからだと、男性客が最初はふんぞり返って見ていたのが、最後には立って盛り上がってるのがわかるんですよ。そして、元気もらった、俺も頑張んなきゃいけないなって思った、という感想が多いんでね。それはもう本当に嬉しいですね。

── 今回のツアーは、「パーティーはこれからだ!」というサブタイトルが効いていますね。

田原:去年は「踊るパワースポット」、今年は「パーティーはこれからだ!」。50周年に向けて、そうやって、ファンにポジティブなメッセージを送り続けているんです。ライブは毎回、死ぬ思いでやっていますが、続けられるまで続けたいですね。でも、ツアーで体のどこが痛くなるかは、やってみないとわからないですよ。年によってめっちゃ膝が痛くなることもあれば、足の付け根に違和感があることもある。でも、不思議なもので去年はどこも痛くならなかったんですよね。

── ライブが終わった後、ものすごい数の関係者が楽屋を訪ねますよね。田原さんは、ひとりひとり丁寧に対応されています。それが終わったら、15ラウンドを戦ったボクサーのような状態なんでしょうね。

田原:でも、終わったら、夜の街に出るの。

── え?

田原:当たり前じゃない。メシ食いに行かないと。ステージが始まる前は食べないから。はらぺこなの。帰りは2時か3時になっちゃうんだけど。

── ケータリングの食事を適当に食べて帰るのだと思いました。

田原:そこからが本番だよ!

──「パーティーはこれからだ!」って、そういう意味ですか?

田原:ちがう!ちがう!ちがう! ステージが本番です! いや、ホントに今回のツアーもカッコいいニューシングルを引っ提げて皆さんと楽しいパーティーにしますんで、よろしくお願いします! ここ、ちゃんと書かないとだめですよ。頼みますよ。

Information


▶︎ニューシングル「ナニコレ最高!!!」
2026年6月17日発売
UNIVERSAL MUSIC SNTORE

▶︎田原俊彦 Dance with KING of IDOL 2026 〜パーティーはこれからだ!
ツアー日程
https://toshihikotahara.com/info/i2682/

▶︎田原俊彦 Dance with KING of IDOL 踊るパワースポット!
応援上映@イオンシネマ
https://toshihikotahara.com/info/i2932/

▶ 田原俊彦のコラム一覧はこちら!



2026.06.06
102
  Songlink
 

Information
あなた
Re:mindボタンをクリックするとあなたのボイス(コメント)がサイト内でシェアされマイ年表に保存されます。
カタリベ
ミゾロギ・ダイスケ
コラムリスト≫
71
1
9
8
4
田原俊彦「騎士道」阿久悠が引き出した硬派な魅力〜アイドルから大人の男へ
カタリベ / 古木 秀典
43
2
0
2
5
田原俊彦の神パフォーマンスを網羅した映像作品集「KING OF IDOL HISTORY in TBS Vol.1」
カタリベ / 田中 稲
120
1
9
8
5
田原俊彦の革命的シングル「It’s BAD」お茶の間にラップとダンスを浸透させて40年!
カタリベ / 濱口 英樹
44
1
9
8
1
唯一無二のアイドル、河合奈保子 ♡ ほほえみさわやか カナリー・ガール
カタリベ / 鈴木 啓之
33
1
9
8
0
80年代イントロなんでもベスト3 ~ 最終回「総合1位と2位の前に…」
カタリベ / スージー鈴木
30
1
9
8
1
【80年代春うたセレクション】アイドルポップスから季節を彩る化粧品CMソングまで11選
カタリベ / 濱口 英樹