1984年デビュー。1986年にリリースした3枚目のアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(原題:Slippery When Wet)』がアメリカ国内で1,000万枚超の大ヒットを記録。全米チャート1位、全英チャートでも4位に食い込み、デビューからわずか数年という短期間でボン・ジョヴィの名を世界に轟かせた。
ボン・ジョヴィは、デビューした1984年の8月に、ロック・フェスティバル『SUPER ROCK '84 IN JAPAN』出演のため来日。それ以降、日本での単独公演を重ね続け、2003年には5大ドームツアーを開催するほどの人気を得ることになる。彼らにとって日本とは大切な場所であり、「俺たちを最初に評価してくれたのは、日本のみんな」と、ライブで発言するほど日本のファンに熱い友情を感じてくれている。
そんな経緯もあって、『中野駅前大盆踊り大会』は、2013年に開催された当初から「Perfumeや、きゃりーぱみゅぱみゅがかかる盆踊り」としてSNSで話題になっていた。そして、第6回を迎えた2018年、ついにディスコと盆踊りが融合した『BON DISCO DANCE大会』が開催された。これは鳳蝶美成がDJ KOOとTV番組で共演したことがきっかけだが、彼に、“盆踊りはこうであるべき” という固定観念にとらわれない柔軟さがあったからこそ、新しい文化の道が切り開かれたのである。
そして、その瞬間がやってきた――
新感覚DJフェスの結晶 “盆ジョヴィ”
『中野駅前大盆踊り大会』に出演したDJ CELLYが、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」やABBA「ダンシング・クイーン」、アース・ウインド & ファイアー「セプテンバー」などを選曲。そして持ち時間のラストでかけたボン・ジョヴィの「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」によって会場は空前の盛り上がりを見せた。
さらに、ニューアルバム発売を記念して6月7日から23日まで原宿・竹下通りに公式ポップアップストア『BON JOVI FOREVER POP UP STORE』がオープンする。そして、驚くべきは、5月21日が “ボン・ジョヴィの日” として、一般社団法人 日本記念日協会によって制定されたことだ。もちろん、日本でのデビューアルバム『夜明けのランナウェイ』が、1984年5月21日に発売されたことが由来である。