7月1日

4番 センター 松田聖子【80年代女性アイドルでベストナイン選出】WBC準決勝記念!

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80年代女性アイドルで打線を組んでみた


WBC盛り上がってますね。野球に疎い自分でも、毎日のように情報番組やSNSで話題になっているのでついついチェックしてしまいます。本日(3月21日)は、マイアミでメキシコとの準決勝が行われますね。どうか “侍ジャパン” が14年ぶりに優勝できますように!

今回は「WORLD BASEBALL CLASSIC 2023」に便乗して、「80年代女性アイドルでベストナイン選出」というお題でコラムを書かせていただきます。リマインダーのコラムでおなじみのアーカイヴァー・鈴木啓之さんが「最強の4番は田原俊彦?【80年代男性アイドルでベストナイン選出】WBC開催記念!」というコラムを書かれていますので、そちらと併せて読んでみて下さい。

今回このコラムを書くにあたり、まず打順を決めたのですが、守備に関してはリマインダーのコラムでもおなじみのカタリベ・チャッピー加藤さんに相談しながら決めました。何故ならチャッピーさんは、アイドルにも野球にもたいへん精通している稀有な方だからです(チャッピーさんありがとうございました)。そして今回、「応援ソング」なるものをセレクトさせていただきましたが、野球の応援にふさわしい春らしいポップな曲を選んでみました。

ちなみに、選抜高校野球の歴代の入場行進曲を調べてみると80年代アイドルはこれまでに「青い珊瑚礁」(松田聖子)、「青春」(岩崎良美)、「夢冒険」(酒井法子)、「約束」(相川恵里)が起用されています。なので、今回選んだ曲を皆さんの心の中で行進曲にアレンジして聴いてみて下さい(笑)。どれも行進曲にぴったりだと思いますよ。ちなみに、2023年の行進曲はback numberの「アイラブユー」だそうです。

1番:レフト 河合奈保子 / スマイル・フォー・ミー(1981年)


1980年にデビューをし、80年代アイドルの基盤を作ってくれた河合奈保子を1番バッターに。先日行われた『80年代アイドル総選挙 ザ・ベスト100』ではみごと5位を獲得し、現在の10代からも熱い支持を受けている河合奈保子。「スマイル・フォー・ミー」こそ、頑張っているすべての人に贈りたい応援ソングです。



2番:ファースト 岩崎良美 / タッチ(1985年)


「青春」が1985年、第58回春の選抜高校野球大会の入場行進曲に起用されているヨシリンこと岩崎良美ですが、実力派のヨシリンを2番バッターに選定させていただきました。何故、ファーストかというと内野に転がってきた球をすぐに “タッチ” できるからです(笑)。応援ソングは「青春」ではなく「タッチ」になりました。

3番:ショート 柏原芳恵 / ト・レ・モ・ロ(1984年)


4番バッターに繋ぐために重要なポジションである3番は芳恵ちゃんにお任せしたいと思います。肩の力=歌唱力が求められる芳恵ちゃんにショートをお願いしました。応援ソングは「渚のシンデレラ」もいいんですが、ここはフェイントをかけて「ト・レ・モ・ロ」なんていかがでしょうか。



4番:センター 松田聖子 / 青い珊瑚礁(1980年)


鈴木啓之さんが選んだ、【80年代男性アイドルでベストナイン選出】の4番バッターは田原俊彦なので、女性アイドルのほうは松田聖子を選びました。もうこれは誰もが認める打順ではないかと思います。聖子ちゃんは全アイドルの「センター」的存在ということで、守備はセンターで(笑)。応援ソングは「青い珊瑚礁」の他には考えられません。

5番:ライト 中森明菜 / Dear Friend(1990年)


ライトからホームにダイレクトで矢のような送球をし、ホームに突っ込んできた相手のランナーを刺す(アウトにする)、この返球を「レーザービーム」と言いますが、アイドルの「レーザービーム」を出せるのは中森明菜しかいない! ということも含め5番に選びました。応援ソングは、明菜が休業後にリリースし大ヒットを放った「Dear Friend」をセレクト。この曲って、明菜自身への励ましソングのようにも聴こえてくる名曲ですよね。

6番:セカンド 三田寛子 / ピンク・シャドウ(1982年)


6番と7番は、アイドルとしてはそこまで大きな結果は残せなかったけれど、のちに大物になるふたりを選定してみました(将来性を考慮した打順です)。ブレッド&バターのカヴァー曲「ピンク・シャドウ」はシングル「色づく街」のB面に収録されていた曲ですが、山下達郎のライブアルバムに収録されている影響で、昨今アナログ盤が高騰しています。

さらに、三田寛子のシングルまでもが値上がりするという珍現象も起きています。今や梨園の妻として、情報番組のコメンテーターとして大活躍の彼女ですが年を重ねてもお綺麗ですよね。



7番:サード 三原順子 / だって・フォーリンラブ・突然(1982年)


サードはいちばんボールが飛んでくるポジションなので、「ホットコーナー」とも言われてまして、ドラマ『GO!GO! チアガール』でのホットパンツが似合っていた三原順子をサードに。サードはピッチャーに一番近いポジションなので、彼女が山田麗子役で出演した『3年B組金八先生』の名セリフ「顔はやめときな、ボディボディ」のように指示も出せますからね。応援ソングは「だって・フォーリンラブ・突然」。この曲がヒットした時に初出場した紅白歌合戦で「ホンキでLove me Good!!」を歌った時はめちゃくちゃショックでした。何故この曲を???



8番:キャッチャー 森口博子 / スピード(1992年)


90年代に大活躍した森口博子ですが、実は紅白歌合戦に6回も出場しているんですよね。1985年にデビューした彼女は、芸能界という荒波をすり抜けて現在でも歌手として大活躍しているので守備はキャッチャー。何故ならどんなに滑ったギャグを投げても、頭の回転の速さで受け止めてくれそうだからです(笑)。人気番組『夢がMORI MORI』でやっていた『スーパーキックベース』も思い出します。応援ソングは紅白でも歌唱された「スピード」で。

9番:ピッチャー 小泉今日子 / ヤマトナデシコ七変化(1984年)


芸能界の二刀流と言えば、歌手として女優として、そして最近は社長としても大活躍の我らがキョンキョン!“なんてたって絶対エース” なキョンキョンは七色の投球を見せてくれそうなので、応援ソングは「ヤマトナデシコ七変化」で(笑)。チームの着るユニフォームもキョンキョンにデザインをしてもらい、オシャレなチームにしていただきましょう。



―― ということで「80年代女性アイドルでベストナイン選出」はここまでですが、無理難題なこのお題も、ここまで書いてみれば結構楽しんでしまっている自分がいました。そして今回のWBCですが、普段野球を見ない自分でさえ “侍ジャパン” の活躍が気になるわけですから、ほとんどの国民が注目しているのだと思います。ここ近年、世界から何となく取り残されている感じの日本ですので、ここでビシッと存在感を示してもらえたら嬉しいですね。

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2023.03.21
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カタリベ
1967年生まれ
長井英治
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