1976年 2月29日

哀悼のヒットソング30曲、オリビア・ニュートン=ジョンよ永遠に!

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Olivia Newton-John

全世代の心の琴線に触れたオリビア・ニュートン=ジョンの歌声


2022年8月8日、オリビア・ニュートン=ジョンが、73年の人生を閉じた。およそ30年にわたって闘病を余儀なくされた乳がんによる死であった。主に1970年代から1980年代にかけて、まさしく一時代を築いた世界で愛された歌姫には、各界著名人からその死を悼む声が届いているようだ。

長きにわたり多くのヒットソングを残し、それぞれの世代の心の奥底に思い入れの強い楽曲が刻まれているであろうオリヴィア。「そよ風の誘惑」、「愛のデュエット」、「ザナドゥ」といった、永遠に歌い、聴き継がれているスタンダードナンバー化したような作品も多いだけに、ここ日本では数少ない “名前を聞いただけで説明不要な洋楽アーティスト” のひとりになっている。まさしく老若男女、全世代の心の琴線に触れる歌声を届けてくれていたのが、オリビア・ニュートン=ジョンだった。

筆者がオリヴィアと邂逅を果たしたのは「一人ぽっちの囁き(Come On Over)」、高校1年生の時に封切られた『グリース』は映画館2回観に行き、サントラ盤は高校時代最も多く聴いたアルバムだった。最も好きなレパートリーは、「サム」と「愛すれど悲し」… この2曲を耳にすると、当時好きだった女子のことしか思い出せない…。

ということでここではオリヴィアの30曲のヒットソング(ビルボードのトップ40+日本独自シングル)を順番に記して、哀悼の意とさせていただきたい。( )内はヒット年 / Hot100最高位


1. イフ・ノット・フォー・ユー(1971年 / 25位)


  記念すべき初ヒット。ボブ・ディランの曲のカバー。

2. レット・ミー・ビー・ゼア(1974年 / 6位)


  カントリー色強い、初トップ10ヒット。

3. 愛しい貴方(If You Love Me(Let Me Know))(1974年 / 5位)



4. 愛の告白(I Honestly Love You)(1974年 / 1位)


  初の全米ナンバーワン。

5. そよ風の誘惑(Have You Never Been Mellow)(1975年 / 1位)




  2曲目の全米ナンバーワン。オリヴィアの代名詞的作品。

6. プリーズ・ミスター・プリーズ(1975年 / 3位)


  ブルース・ウェルチ(シャドウズ)のカバー。

7. 秋風のバラード(Something Better To Do)(1975年 / 13位)



8. レット・イット・シャイン(1976年 / 30位)



9. 一人ぽっちの囁き(Come On Over)(1976年 / 23位)



10. カントリー・ロード(故郷へ帰りたい)(Take Me Home, Country Roads)(1976年)


  「たそがれの恋」のB面、及びA面でもリリース、日英でヒット。

11. たそがれの恋(Don’t Stop Believin’)(1976年 / 33位)



12. ジョリーン(1976年)


  日本独自のシングル。ドリー・パートンのカバー。日本でいちばん売れたシングル作品。

13. サム (1977年 / 20位)


  次のシングル「Making A Good Thing Better」は、杏里「オリビアを聴きながら」の歌詞に引用されている。

14. 愛のデュエット(You’re The One That I Want)(1978年 / 1位)




  映画『グリース』より、ジョン・トラヴォルタとのデュエット。

15. 愛すれど悲し(Hopelessly Devoted To You)(1978年 / 3位)


  『グリース』の中で、オリヴィアが切ない恋心を歌う美しい場面で使用された…。

16. 想い出のサマー・ナイツ(Summer Nights)(1978年 / 5位)


  ジョン・トラヴォルタ、オリビア・ニュートン=ジョン&キャスト名義。

17. 愛は魔術師(A Little More Love)(1979年 / 3位)



18. 愛の炎(Deeper Than The Night)(1979年 / 11位)



19. アイ・キャント・ヘルプ・イット(1980年 / 12位)



20. マジック(1980年 / 3位)




  4曲目の全米ナンバーワン。映画『ザナドゥ』より。

21. ザナドゥ(1980年 / 8位)


  エレクトリック・ライト・オーケストラとの共演。映画『ザナドゥ』より。

22. 恋の予感(Suddenly)(1981年 / 20位)


  クリフ・リチャードとのデュエット。映画『ザナドゥ』より。

23. フィジカル(1981年 / 1位)


  10週連続全米ナンバーワン、オリヴィア史上最大のヒット。

24. ムーヴ・オン・ミー(Make A Move On Me)(1982年/5位)



25. ハート・アタック(1982年 / 3位)



26. タイド・アップ(1983年 / 38位)



27. 運命のいたずら(Twist Of Fate)(1984年 / 5位)


  ジョン・トラヴォルタ主演の映画『セカンド・チャンス』より。

28. ディスペレイト・タイムス(Livin’ In Desperate Times)(1984年 / 31位)



29. 麗しの瞳(Soul Kiss)(1985年 / 20位)



30. グリース・メガミックス(The Grease Megamix)(1996年 / 25位)


  『グリース』ヒットソングのメドレー曲。

▶ オリビア・ニュートン=ジョンのコラム一覧はこちら!



2022.08.20
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カタリベ
1962年生まれ
KARL南澤
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