その当時、東京の大学に進学が決まっていた俺は、来るべき人生の一大転換期に備え “POPEYE” や “fine” を読み漁り、都会人マインドの注入を開始していた。そんなある日、何気なくテレビを付けると、なんと!噂に聞いた「渋谷スクランブル交差点の空撮シーン」が目に飛び込んで来た。
なっ、なんだコレは!!
シ、シブヤではないか!!
それは、連ドラのオープニングだった。タイトルは「ハーフポテトな俺たち」。
主演は中山秀征。湯江健幸、柳沢慎吾、香坂みゆき、今井美樹、河合美智子らが名を連ねる青春ドラマで、北海道生まれの俺には驚きのタイトルだったが、一番印象に残ったのは一緒に流れてきたレベッカのポップでキャッチ―なメロディーだった。
オープニングは4枚目のシングル「ガールズ ブラボー!」、挿入歌には「Maybe Tomorrow」、エンディングテーマ には「フレンズ」と、今思えばレベッカを代表する曲のオンパレードだった。このドラマをきっかけにレベッカは大ブレイクを果たし、国民的バンドに成長していった。
毎週欠かさずドラマを見ていた俺は、上京初日、渋谷スクランブル交差点に向かったのは言うまでもない。。。
2016.03.04
YouTube / WALLEM
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