5月17日

35年前のティーンネイジドリーム、7月20日は【1984年】に時間旅行!

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TBS 系「ザ・ベストテン」において、中森明菜の「サザンウインド」が1位となり、チェッカーズが3曲同時にチャートインした日
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「タイムマシンがあって過去に戻れるとしたら、いつの時代に戻ってみたいですか?」という質問を、皆さん、一度や二度は受けたことがあるのではないでしょうか。

その手の質問が来たとき、僕はいつも迷わずこう答えていました。

「1984年です!」と。

ロス五輪の開会式でロケットマンが空を飛び、ブラウン管の中ではエリマキトカゲが疾走した1984年。この年の世相や音楽シーンに関する記録は、『1984年の歌謡曲(スージー鈴木:著)』を筆頭に、いくつかの書籍に纏められているので、詳しいことはそちらを参照いただくこととして、今回は、僕なりの84年に対する思い入れを、当時の記憶を振り返りつつお話ししたいと思います。

84年当時、まだ僕は小6でしたが、ちょうどこの時期、我が家にラジカセがやってきたのを覚えています。「SANYO おしゃれなテレコ(ダブルデッキの赤色)」でした。僕はそのラジカセを家庭内で早々と私物化し(笑)、早速始めたのが、ランキング番組のエアチェック!

僕が主戦場としていたのが、エフエム東京系列で土曜の13時から放送していた『コーセー化粧品歌謡ベスト10』でした。歌謡曲愛溢れる宮川泰さんの軽妙な解説と、新緑の木漏れ日のように爽やかな丸木陽子さんの進行。この番組、初登場曲以外は、2番をカットしてオンエアすることがあったので、初登場曲は逃さず録音するように注意して、毎週毎週ラジカセの前で、曲が始まる瞬間を狙ってスタンバイしていたものでした。

そんな、僕が新曲のエアチェックに燃えていた頃の、84年当時のオリコン年間ランキングベスト10。これを改めて振り返ってみると、ある象徴的な事象が浮かび上がってきます。10曲のうち実に6曲が2組のアーティストで占められているのです。

その2組とは「チェッカーズ」と「中森明菜」。

この年、『ザ・ベストテン』では両者の激しい1位争いが繰り広げられていたことを熱く記憶している方も多かったのではないでしょうか。特に、チェッカーズの登場はセンセーショナルだったですね。3曲同時ベストテン入りに驚いた人も多いと思います。一方、明菜ちゃんは翌年・翌々年と2年連続でレコード大賞を受賞。84年はそんな明菜時代到来を予感させる一年でした。

ちなみに僕は、83年までのあどけなさを残しつつ、85年以降の圧倒的な貫録を纏う前の、瑞々しい中にも脂が乗りきった、そんな84年の頃の明菜ちゃんが、一番好きでした。

ところで、ザ・ベストテンを通して歌謡界を眺めてみた時、これは僕が勝手に唱えている説なのですが、80年代は、ある一日を境に、くっきりと「80年代前半」と「80年代後半」に分けることができると考えています。

―― その日は、1985年4月25日。

勘のいい方はお気づきかもしれません。実はこの日は、久米宏さんがザ・ベストテンを降板した日であります。

つまり、1985年4月25日は、歌謡界にとって「80年代前半の大晦日」であり、その前年の1984年は実りの秋、まさに「80年代前半の収穫祭」と位置付けられる一年。84年は、ズバリ「ザ・ベストテン最後の黄金年」だったと表現しても過言ではないでしょう。

奇しくも、コーセー化粧品歌謡ベスト10の丸木陽子さんが、久米さん降板の2ヶ月後、27才の若さで急逝。こちらの名コンビ(宮川&丸木)も突然の別れとなります。この時に「黄金の80年代前半」は完全に幕を閉じたと言っていいかもしれません。

それにしても、何故この年のヒット曲がこれ程までに人々の記憶に残っているのか。実は、この年のオリコン年間トップ50曲のうち、実に47曲が、ザ・ベストテンで歌唱披露されているのです!(スポットライトのみの登場曲も含む)

松田聖子、小泉今日子、吉川晃司、安全地帯、SALLY、石川優子とチャゲ、中原めいこ…

今本当に流行っている曲が、黒柳さんと久米さんの司会で、毎週、テレビの生放送で視聴することができる、今では有り得ない夢のような状況。これは本当に贅沢な一年でした。


■ そして今、再び1984年へ

僕は、あれから35年経った今でも、ちょっと疲れた時や元気が無くなった時、84年の音楽を聴くと自然に元気になります。

――「元気」という二文字を分解すると「元の気分」。

あの頃の、35年前の音楽を聴くと、僕はなんとなく、本来の「元の気分」に戻ります。そして「元気」になる。これって、ある種の「パワースポット」みたいなものかもしれません。

そんな1984年のヒット曲を、大音量で、皆で楽しむことができるリアルパワースポットが、なんと! 7月20日に新宿に出現します。

題して『DJ Party 時間旅行1984』
リマインダーとスポットライト新宿の共同開催で行われるこのイベント、邦楽曲のみならず、洋楽曲も含め、一夜限りの「35年前」へみんなでタイムトリップですよ!


洋楽曲についても、ビルボード年間トップ10のアーティスト名だけ列挙しておきましょう。

プリンス、ティナ・ターナー、ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン、ケニー・ロギンス、フィル・コリンズ、ヴァン・ヘイレン、ライオネル・リッチー、イエス、レイ・パーカーJr.、カルチャー・クラブ。

どうですか! アーティスト名から曲名が連想できてしまったあなたは、もうパワースポットに半分足を踏み入れているも同然です!

さあ皆さん! 7月20日は、新宿に集まって、夏夏ナツナツココ夏で、翔んで夏シマショウ!!

2019.07.05
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