8月1日

90年代に青春を過ごした世代からみた【80年代アイドル総選挙】ベストテン

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”90年代に青春を過ごした世代のベストテン


1979年生まれの私は、80年代の楽曲にリアルタイムに触れてきたわけではありません。たくさんの方がアンバサダーとして今回のランキングや記事を発表するとお聞きしたので、私は ”あえて” 90年代に青春を過ごした世代として、セレクトさせていただきました。同世代の人に共感していただけたらなと! それでは10位から、カウント〜ダウン!

第10位:南野陽子


私がはじめて ”80年代アイドル” を意識したのは、南野陽子さんです。1988年11月3日放送の『ザ・ベストテン』で「秋からも、そばにいて」を歌っている時に、歌詞が飛んでしまい、謝罪するシーンは、小学生だった私には衝撃的でした。衝撃と一緒に、「なんて可愛い人なんだ」と思ったことは一生忘れません。



第9位:宮沢りえ


1988年公開の映画『ぼくらの七日間戦争』での演技、『三井のリハウス』のCM、写真集『Santa Fe』の衝撃。スーパースターが生まれる瞬間を観たのは、宮沢りえさんがはじめてでした。小室哲哉が作曲したデビューシングル「ドリームラッシュ」は、いまもサブスク未解禁。

ずっと待ってます。私の願い事、かなえてよ!



第8位:森高千里


彼女を意識して聴き始めたのは、1992年の「私がオバさんになっても(シングル・ヴァージョン)」でしたが、そこからさかのぼっていって、こんなに攻めているミュージシャン(もはやアイドルではない!?)がいたんだ! とハマりました。1989年の「ザ・ストレス(ストレス中近東ヴァージョン)」に出会って、私は前の会社を辞めました(笑)。

第7位:浅香唯


20代の頃、住んでいた街にテレビのロケが来ていて、覗きにいった時の浅香唯さんの可愛さに電流が走りました。はじめて生で観た ”80年代アイドル” です。フランソワーズ・サガンの小説「悲しみよこんにちは」の主人公をタイトルにした「セシル」はアイドル歌謡の枠を飛び越えた、80年代を代表する、至高のポピュラーミュージックの1曲!

第6位:薬師丸ひろ子


『あまちゃん』の演技と歌声に魅了され、2013年に映画『セーラー服と機関銃』を観て、変わらない初々しさにビックリ!

 さよならは別れの言葉じゃなくて
 再び逢うまでの 遠い約束

このフレーズが40歳を越えてから、より心に響くフレーズになりました。『40th Anniversary Tour 2022~アナタノコトバ~』には参加できなかったので来年のコンサートには行きたい!

第5位:工藤静香


90年代の歌番組には ”アイドル” ではなく、”シンガー” として出演していた姿を何度観たかわからない僕ら世代のスター! 1988年リリースの情熱的で切ないラブソング「恋一夜」の恋人のことを好きになればなるほど、

 わからない わからない どうなるのか

… のフレーズで、はじめて “大人の恋” に触れました。90年代に入ってからのヒットソングもフェイバリットな曲が多いです。



第4位:早見優


2019年11月30日に、音楽評論家のスージー鈴木さんと「80’s コネクション」というリマインダーとテレビ東京ミュージックの共催イベントをやった時に、ゲスト出演していただいた早見優さん。

80年代のテレビで観ていた時と変わらないスタイルと歌声で、トーク&ライブを披露していただきました。そこから今でもファンです(笑)。アッパーな盛り上がる曲も素敵ですが、私が好きなのは「哀愁情句」。船山基紀さんの “せつなアレンジ” が秀逸なバラードです。

第3位:森口博子


3位は、bayfmで毎週金曜日13時から生放送のラジオ『KISS & SMILE』でパーソナリティを務めている、森口博子さん。私もbayfm『9の音粋』でDJをやらせてもらっている繋がりで、ゲストにもお越しいただいたことがあり、新曲も必ず聴いているのですが、現役バリバリ!

シンガーとしての最高到達点を、毎年更新し続けています。デビュー曲の「水の星へ愛をこめて」を歌ってから、37年。『ガンダムの歌姫』はこれからも輝き続ける!



第2位:小泉今日子


1989年放送のドラマ『愛しあってるかい!』で、やんちゃな大人ってこうなんだ! を教わりました。

その時、ヒロインとして出演していたのがキョンキョン。そこから ”カッコいいアイドル” として輝きを放ち続け今年で活動40周年。可愛さとカッコ良さは今も健在。「学園天国」を歌っている姿を観た時から、私の中では、地元でみんなが一目置いてる、この人にだけは嫌われたくないという目立ったお姉さん。今も最高にファンキー! 大好きです。



第1位:松田聖子


”80年代アイドル” とは、松田聖子である!―― といっても過言ではないくらいの圧倒的な存在感。

90年代に青春を過ごした世代は ”ぶりっ子” な年上の女性というイメージが強く、正直、最初はなぜこの人が80年代にヒット曲を連発していたのか全く理解ができませんでした。1996年に「あなたに逢いたくて〜Missing You~」がミリオンヒットを記録してから興味を持ち始めた私は、それまで理解できなかった自分を悔いるように、ハマっていきました。好きな曲を1曲だけ選べと言われたら、大村雅朗アレンジの美しいイントロからうっとりする「SWEET MEMORIES」。ど・ストライク世代じゃない私にも、甘い記憶がよみがえる、最高の1曲です。

※まだまだ投票期間中です。あなたの一票が80年代アイドルの地図を塗り替えるかもしれない。「80年代アイドル総選挙」で検索!

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2023.01.06
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カタリベ
1979年生まれ
藤田太郎
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