5月21日

聖子チャンと良美チャン、クラスを二分した女性アイドル決選投票の夏!

25
4
 
 この日何の日? 
岩崎良美のセカンドシングル「涼風」がリリースされた日
この時あなたは
0歳
無料登録/ログインすると、この時あなたが何歳だったかを表示させる機能がお使いいただけます
▶ アーティスト一覧

 
 1980年のコラム 
小柴大造&エレファント、 驚きのデビューシングル5枚同時発売!

テクノに大胆アプローチ! 宅録アルバム「マッカートニーⅡ」のブッ飛んだ魅力

ポール10年ぶりのソロアルバム「マッカートニーⅡ」の評価はいかに?

ドゥーワップをメインストリームに打ち出したシャネルズとブラックフェイスの問題

山口百恵の姉御シャウト「ロックンロール・ウィドウ」までの道のり

サザン「いなせなロコモーション」:スージー鈴木の OSAKA TEENAGE BLUE 1980 vol.6

もっとみる≫



photo:Moonlight オヤジのひとり言。  

AKB48 の選抜総選挙は指原莉乃の連覇が続いているが、いつの時代もアイドルが人気投票の対象になるのは世の常である。

1980年の春、高1のクラスの野郎どもの間では、デビューしたばかりの二人の新人女性アイドルの話題で持ちきりだった。

一人はもちろん、4月に「裸足の季節」で鮮烈なデビューを飾った “松田聖子”。今も現役バリバリ、稀代の大歌手、永遠のアイドルである。

そしてもう一人、聖子チャンに先行すること約1か月、2月末に「赤と黒」でデビューした “岩崎良美”。既に人気歌手だった岩崎宏美の実の妹として、鳴り物入りでのデビューだったと記憶している。

愛らしくて初々しい正統派アイドルの聖子チャンと、姉を彷彿とさせる歌唱力と大人っぽさを漂わせる良美チャン。やがて、どっちがいいかについてそれぞれが持論を展開し、クラスを二分する騒ぎになっていった。

そして夏のある日(7/3らしい)TBS「ザ・ベストテン」でチャートイン間近の曲を紹介するスポットライトのコーナーに二人が揃って初登場を果たすと、その翌日、クラスの議論はピークに達し、無関心層を巻き込んでの決選投票へとなだれ込んだ。

果たしてその結果は、というと… 5票差をつけて聖子チャン派に軍配が! 良美チャン支持に回った我々は、聖子チャン派に500ml.のコーラを奢って、この争いに決着をつけた。

苦杯をなめた我々、良美チャン派の夏は、この名曲「涼風」と共にあった。何といっても、良美チャンにはデビュー曲からコンポーザーとして芳野藤丸がついており、彼女の歌唱力も相まって、楽曲の良さを際立たせていた。

この曲は資生堂シャワーコロンのCMにも使われ、良美チャンの「首から下にたーっぷり付けちゃう!」というセリフと共に我々の記憶にしっかりと刻み込まれていたのだ。

ところで、私的にはたとえアイドルであっても “歌のうまい歌手” が好きである。懲りない我々はこの2年後、再び「中森明菜 VS 小泉今日子」で同じことを繰り返す。

その時、もちろん明菜チャン支持で受けて立ったのは言うまでもない。

2016.07.10
25
  YouTube / tsuru20101


  YouTube / makotosuzuki
 

Information
あなた
Re:mindボタンをクリックするとあなたのボイス(コメント)がサイト内でシェアされマイ年表に保存されます。


おすすめのボイス≫
1963年生まれ
ワタナベース
当時ラジオで、近田春夫の番組にゲストで良美ちゃんが来たとき、好きなアーティストを聞かれて「野獣(のけもの)とか...」と答えていたのにはノケゾリました(^_^)
2017/04/20 11:57
3
返信
1966年生まれ
太田 秀樹
http://blogs.yahoo.co.jp/hondacp77/39712945.html

これかあ、思い出しました!
2016/07/11 23:21
3
返信
1963年生まれ
むぅとうさん
「ホームサイズ」ではなかったでしょうか?
2016/07/11 18:42
3
返信
1965年生まれ
goo_chan
太田さん、違います。500mlといえば、当時は瓶コーラ。かつてファミリーボトルと呼ばれていたアレです(笑)
2016/07/11 18:36
0
返信
1966年生まれ
太田 秀樹
500ml.のコーラで決着かあ。非常によくわかります。当然コカ・コーラのロング缶(スチール)ですよね?
2016/07/10 05:55
1
返信
カタリベ
1965年生まれ
goo_chan
コラムリスト≫
77
1
9
8
4
永遠の18歳・岡田有希子 — 51歳の誕生日に贈る、私的ユッコ論
カタリベ / 安東 暢昭
104
1
9
8
3
アイドルから表現者への歩み、中森明菜「禁区」流浪する歌姫への旅立ち
カタリベ / 松林 建
15
1
9
8
7
静岡駅前のパルシェからスジャータに至る脳内再生のメカニズム!?
カタリベ / バーグマン田形
39
1
9
8
7
80年代の吉永小百合、南野陽子が放っていた崇高かつ孤高のオーラ
カタリベ / KARL南澤
40
1
9
8
6
テレビの歌番組から消えた「イントロ曲紹介」絶対に笑ってはいけないその存在意義
カタリベ / 古木 秀典
19
1
9
8
1
オン・ジ・エッジのハラハラ感、松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」
カタリベ / KARL南澤